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世界遺産として登録された富士山の構成資産等を数回にわたり順次紹介しています。 今回は、山梨県側の構成資産について紹介します。 |
山梨県知事政策局 富士山保全推進課 |
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冨士御室浅間神社 (富士河口湖町) 吉田口登山道の地に9世紀の初めに建立されたという伝承があり、 富士山中に早く祀られた神社であるとする文献もあります。 本殿は1970年代に里宮の地にそのまま移設されましたが、 修験や登拝といった様々な富士山信仰の拠点として位置づけられる二合目の本宮、 土地の産土神としての里宮が一体となって機能してきた神社です。 |
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御師住宅:旧外川家住宅(富士吉田市) 御師住宅:小佐野家住宅(富士吉田市) 御師は、富士講信者が登拝を行うのに当たり、宿や食事を提供するなど一切の世話をするとともに、 日常は富士山信仰の布教活動と祈祷を行うことを業としました。 御師屋敷の多くは短冊状をなし、表通りに面して導入路を設け、 敷地を流れる水路の奥に住宅兼宿坊の建物が建てられています。 写真は、旧外川家住宅です。 ※小佐野家住宅は非公開です。 富士吉田市歴史民俗博物館において模造復元住宅を見ることができます。 |
船津胎内樹型 (富士河口湖町) | 吉田胎内樹型 (富士吉田市) |
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1617年に長谷川角行が富士登拝した際、北麓に洞穴
(船津胎内樹型指定範囲内に点在する小規模な溶岩樹型のひとつと考えられる)を発見し、
浅間大神を祀りました。富士講信者によって、1673年には現在の船津胎内樹型が発見され、
1892年には新たな「御胎内」として吉田胎内樹型が整備されました。 洞内には木花開耶姫命が祀られています。 ※吉田胎内樹型の内部は一般公開されていません。 |
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FUJISABO
通信 平成25年8月31日 第86号 発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所 静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221 |