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山梨県企画県民部 世界遺産推進課
世界文化遺産の登録を目指している富士山の構成資産等を、数回にわたり順次紹介していきます。今回は、山梨県側の構成資産等について紹介します。 |
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吉田口登山道(富士吉田市・富士河口湖町) 北口本宮冨士浅間神社を起点とし、富士山頂を目指す登山道。14世紀後半には参詣の道者のための宿坊も出来始 め、大勢の人々が登るための設備が整うようになりました。富士講隆盛の礎を築いた食行身禄(じきぎょうみろく)が、信者 の登山本道をこの吉田口と定めたため、富士講の信者が次第に増加した18世紀後半以降は、最も多くの人々によって利用さ れています。 |
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北口本宮冨士浅間神社(富士吉田市) 浅間大神が祀られていた遥拝所を起源とし、1480年には「富士山」の鳥居が建立され、16世紀半ばには浅間 神社の社殿が整っていました。富士講とのつながりが強く、1730年代に富士講の指導者である村上光清(むらかみこうせ い)の寄進によって建造物群の修復工事が行われ、現在にみる境内の景観の礎が形成されました。 |
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河口浅間神社(富士河口湖町) 9世紀後半に起こった噴火を契機に、北麓側に初めて建立された浅間神社であると伝えられています。浅間神社を 中心とした河口の地は、富士登拝が大衆化した中世後半から江戸時代まで御師集落として発展を遂げました。現在も富士山と 密接に結びついた宗教行事を行っています。 |
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クス
富士山世界遺産ガイド養成講座がスタート!
山梨・静岡両県では、富士山の世界文化遺産登録を見据え、来訪者に富士山の文化的価値を伝えるボランティア「富士山世界遺産
ガイド」を養成しています。山梨県内では、1月27日から研修会がスタートし、受講者は富士山の宗教、芸術、自然、保存管理などについて熱心に学んでい ます。 |
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FUJI
SABO通信 平成25年2月28日 第84号 発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所 静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221 |