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富士山火山噴火を想定した災害対策検討会
■ 目 的
 富士山噴火により火山灰が降った場合、円滑な住民避難を行うために、「市町村」、「県」、「国(富士砂防事務所、気象 庁)」が何をする必要があるのか、自治体が適切な避難勧告を行えるか等を確認することを目的に、環富士山火山防災連絡会(注 1)と合同で、対策検討会を実施しました。
※注1:富士山を取り巻く周辺市町村で組織し、火山防災対策等について国、県と連 携・協力し、災害による被害を最小限にとどめ、住民及び来訪者が、安心できる環境を整備することを目的としていま す。
■ 内 容
  1. 火山噴火対策事例をもとに、富士山での緊急減災計画の概要説明
  2. 富士山噴火の前兆現象の発生時(ステージⅠ)と、富士山全周に降灰が発生した場合(ステージⅡ)を想定し、関係 自治体が各場面において実施すべき項目や、課題抽出等を図上演習(DIG)形式で検討
  3. 検討内容のとりまとめ、発表
■ 結 果
  • 活発な議論がなされ、「避難指示等の発令時期を判断する基準がない」「幹線道路の火山灰の処理をどうするか決 まっていない」、「早い段階から住民に対して説明する必要がある」等の課題が抽出されました。

裾野市民文化センター

開催日     平成25年1月16日㈬
開催場所    裾野市民文化センター1階多目的ホール
参加者     環富士山火山防災連絡会
        構成市町村(14市町村計24名)
        オブザーバ(静岡県、山梨県他計17名)
緊急減災計画の概要説明
緊急減災計画の概要説明
検討会実施状況
検討会実施状況
4班に分かれて、活発な議論がされた。
4班に分かれて、活発な議論がされた。
多くのマスコミが最後まで取材を続けていた。
多くのマスコミが最後まで取材を続けていた。

もどる ホーム つぎ FUJI SABO通信 平成25年2月28日 第84号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221