事務所紹介
由比地すべり対策 工事用道路工事で採用のFCB工法
 由比地すべり対策 工事用道路工事では、地すべりへの影響(盛土の軽量化、切り土回避)及び用地の制約(直壁の採用、盛土・切土の回避)を考慮した施工方法としてFCB工法で施工を行っています。FCB工法の施工概要を以下に紹介します。
FCB工法の施工概要
…FCB工法とは…
セメント、再骨材、水、気泡から構成される気泡混合軽量土を盛土材として用いた工法です。地すべり地帯の盛土や軟弱地盤での盛土だけでなく、橋台背面の土 圧軽減等にも有効な工法です。この工法は、盛土材料の単位体積重量や強度を自由に設定でき、施工性、経済性に優れた工法として注目されています。水に浮く 盛土材料です。

FCB工法の施工概要
えっ!コンクリートが水に浮くの?
 気泡モルタルはセメント、水、細骨材及び気泡から構成される軽量モルタルなので、水に浮きます。
FCB浮遊状態

FCB工法のメリット
従来の切土主体の工法と軽量盛土を用いた工法
軽量盛土を用いた工法を採用することにより、従来の切土主体の工法と比べ、
  1. 地山の改変を少なくでき、建設発生土を減らせます。
  2. のり面防災管理の簡素化を図る事ができます。
  3. 建設コストの縮減につながります。

もどる ホーム つぎ FUJI SABO通信 平成22年8月12日 第74号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221