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図1:新しく見つかった火口 |
図2:溶岩じわ |
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図4:地形から推定された溶岩トンネルの例 (青破線) |
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図5:青木ヶ原樹海の様子 |
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図3:キプカ (青線で囲んだ部分):本文参照 |
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噴火には火山灰を降らせるもの、溶岩を流すもの、両方を出すものなど、いろいろな噴火形態があります。貞観噴火は、富士山で歴史時代に起きた噴火のうち、主として溶岩を流す噴火として代表的なものです。
富士砂防事務所では、この貞観噴火についてよりよく知り、今後の噴火対策を検討するため、レーザー光線を使った地形計測と現地での地形・地質調査を行いましたので、調査結果の一部をここに紹介します。現地調査と調査結果のまとめには、レーザープロファイラ立体画像(ふじあざみ38号参照)を活用しました。
ごつごつとした青木ヶ原溶岩の上に樹海が広がっています。樹海の木々には木漏れ日のさすような隙間があり、レーザーが地表に到達できます。 |
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