ふじあざみ 第41号(4)

 
■お知らせ
 
■銘板に揮毫していただきました
去る2月10日、砂沢第1砂防堰堤の完成にともない銘板を取り付けました。これは、富士市大淵第二小学校、宇野由理絵さん揮毫によるものです。児童会長でもあり、バレーや書道、料理が得意な彼女は、将来の夢は看護婦さんと語るとてもしっかりした女の子。この日も設置した銘板を見て、「うれしい!」と素直なコメントを寄せてくれました。
■第4回 中部地方整備局静岡県砂防関係出張所合同安全協議会を開催

  去る2月4日、富士砂防工事事務所において、「砂防工事安全発表会」を開催しました。この発表会は、砂防工事の現場における安全対策の実状とその課題について、対応方法・実施事例などの意見交換を行い、より安全意識を向上させることを目的として、静岡県内の直轄の4つの砂防出張所が昨年度より合同で開催しているもので、今回で4回目の開催となりました。
 発表会では「砂防工事の安全対策について」各社の現場代理人が発表しました。中には、「感音板」(ブリキ板を宙づりにして、落石が当たったときに音が出ることにより危険を察知する装置)などのユニークな取り組みの紹介や土石流に対する監視カメラなどの大規模な警報装置などが紹介されました。

■無人化施工の現地検討会を開催
 去る1月31日、無人化施工の現地検討会を開催しました。富士砂防工事事務所では、源頭部調査工事における作業の安全対策として、法面吹付工に無人化施工を導入する検討を行っています。
■富士山火山防災協議会簡易型図上訓練研修

 「富士山ハザードマップ検討委員会」の第5回活用部会が11月27日に明治記念館にて、また第6回基図部会が12月25日に都市センターホテルにて行われました。
 活用部会は、ハザードマップに基づく防災対応策について検討しています。今回は、特に避難行動について、火山現象ごとに具体的に検討されました。また、火山防災マップに記載すべき情報についての検討も行われました。
 基図部会は、ハザードマップ作成のための基礎的な調査・検討を行っています。今回は、溶岩流等の現地確認調査結果を踏まえて、火山現象毎のハザードマップの作成手法について検討されました。

■富士山ハザードマップ検討委員会が開催されました
 「富士山ハザードマップ検討委員会」の第7回基図部会が2月3日に砂防会館(東京)にて、また第6回活用部会が2月6日に東条会館(東京)にて行われました。
 基図部会は、ハザードマップ作成のための基礎的な調査・検討を行っています。今回は、現象(噴火する可能性のある領域、溶岩流、降灰、火砕流・火砕サージ、融雪型火山泥流、降灰後の降雨による土石流)ごとのハザードマップ作成手法についての確認がなされました。
 活用部会は、ハザードマップに基づく防災対応策について検討していますが、今回は、火山防災マップに記載する内容、噴火を想定した防災対応のケーススタディ、防災計画書の構成イメージについての検討がなされました。

■富士山学習発表会
 富士宮市教育委員会主催「第5回富士山学習発表会」が2月1日から4日まで、市民文化会館で開催されました。市内の小中学校30校の児童、生徒が本年度の学習成果をステージや展示室で発表しました。
 ステージでは、「野鳥の楽園」をテーマに巣箱作りや巣箱かけなどの活動を発表した富士根北小粟倉分校、水かけ栽培の様子を演劇で発表した白糸小のほか、大富士中、西小の生徒が登場しました。
 そのほか、様々なテーマで学習の成果をまとめた資料を展示室で展示発表しました。「富士山への手紙・絵コンクール」手紙部門入賞作品の朗読などもあり、入場者の関心を集めました。

■「富士山のイメージ」アンケート調査
愛・地球博からのお知らせ
 21世紀最初の国際博覧会「愛・地球博」が、2005年3月25日から185日間、愛知県瀬戸市の南東部、長久手町の愛知青少年公園及び豊田市の科学技術交流センター予定地を会場に開催されます。自然との共生をカタチにする、市民参加のメモリアルゾーン「海上地区」と、世界から知恵と楽しさが集うにぎわいのゾーン「青少年公園地区」の2会場をメインに、「自然の叡智」をテーマに多彩な催しが繰り広げられます。
●詳しくはホームページで...... http://www.expo2005.or.jp
青少年公園地区
世界各国の多様な知恵が集い、日本の叡智が集結します。会場中央のにぎわいの場「センターゾーン」など、多様な知恵の交流ゾーンです。
海上地区
市民が中心となって、自然の素晴らしさを見つめ直し、人と自然が共生するための様々な知恵を紡ぎ出していくゾーンです。

事務所名称変更のお知らせ
「富士砂防工事事務所」の名称が、4月から以下のように変わります。
今後とも、よろしくお願い致します。
●ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお寄せください。
FUJI SABOロゴマーク
富士砂防が関係する古い写真・資料等をお持ちの方、また災害体験をされた方の情報提供をお願いいたします。
<連絡先>
富士砂防工事事務所
担当/建設専門官・鈴木、または調査課長・小泉まで
TEL.0544-27-5387

<お問い合せ先>
■国土交通省富士砂防工事事務所
〒418-0004 静岡県富士宮市三園平1100
TEL 0544-27-5221
https://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/
■富士宮砂防出張所
〒418-0103 静岡県富士宮市上井出826-1
TEL 0544-54-0236


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