6月は土砂災害防止月間です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ふじあざみ 第36号(1)![]() |
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▲本栖湖より仰ぎ見る富士山 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■本栖湖のおいたち 本栖湖は遙か昔、精進湖、西湖と一つの湖で、せの海(せのうみ)と呼ばれていました。富士山の噴火によって今のように3つの湖に分断されたといわれています。その証拠にこの3つの湖は水位が常に同じで、地下でつながっているのではないかと推測されています。 ■大自然に彩られた美しい湖畔 本栖湖は水深138mで富士五湖の中では一番、全国の湖でも屈指の深さです。瑠璃色にきらめく湖水の美しさも素晴らしく、透明度も抜群。四季折々の自然と、富士の眺めも見事です。5千円札裏面の富士山は本栖湖の北岸からのもの。その絵のような澄んだ湖面に映る逆さ富士は、冬の早朝によく見られます。また、龍が天に昇るという伝説のある竜ヶ岳が湖畔に接してそびえ、神秘的な雰囲気を醸し出します。初秋のフジアザミに彩られた湖畔の道も、本栖湖ならではの情景です。 ■レジャーのメッカ・本栖湖 淡水では珍しいスキューバダイビングのポイントとしても最近は知られています。水中では太古の大噴火によるクレーターや、沈んだ巨木などが見られます。湖面でのレイクスポーツも盛んで、ウインドサーフィン、カヌー、釣りのほか、湖畔でのキャンプやサイクリングも設備が完備されています。本栖湖は富士山をバックにアウトドアスポーツを楽しめるとっておきのステージでもあります。 ■日本屈指の透明度 富士五湖の中で、いちばん西に位置する本栖湖ですが、この湖を訪れると、まず驚かされるのが湖水の美しさです。瑠璃色の神秘的な色合いは世界的にも珍しいと言われています。透明度では世界でも評価される、北海道の摩周湖をはじめ、本栖湖などのきれいな藍色をした湖面の色は水中に土砂やプランクトンが少ないためと考えられます。日本には250以上の湖沼がありますが、本栖湖は透明度と深度でベスト10に入っています。 |
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環境庁/1989年調査によるデータ |