ふじあざみ 第30号(8)


タイトル お知らせ
平成12年11月21日 土石流の第2報「足取川の上流 竹沢で土石流発生」

平成12年11月21日土石流流下状況の図
流木を巻き込みながら流下停止状況の写真
▲流木を巻き込みながら流下停止状況
巨石を流下させた谷底状況の写真
▲巨石を流下させた谷底状況
 前号で速報しました、富士山大沢川で発生しました土石流の測量 ・解析結果の中間報告をリーフレットにまとめました。扇状地堆積量は28万m3、21日午前3時10分からの10分間で17mmを記録する集中豪雨があり、発生メカニズムについて現在調査解析中です。
 一方、足取川支川の竹沢で発生した土石流は、巨石を含み高速で流下しながら、渓流の谷の樹木をなぎ倒し流下しました。発生地点は標高約2,200m、流下距離約5.8kmで北山・上井出両林道を破壊・寸断し、標高約850付近で停止しました。堆積量 は約17,000m3で、下流の足取沈砂地には泥流だけが流れ込み下流域には被害がありませんでした。平成8年3月30日に風祭川で発生した土石流に比べ、巨石や流木を多量 に含む規模の大きい土石流でした。


省庁改編 タイトル 国土交通省誕生!!生き生き、安心を提供し、活力ある地域づくりを実現!!
建設省から国土交通 省へ移行 平成13年1月6日
統合のメリットを生かし、無駄なくスピーディーに、より質の高い行政サービスを提供。
 当事務所の正式な名称は国土交通省中部地方整備局富士砂防工事事務所となりました。
 国民の一人ひとりが安全で、快適な暮らしを営むために、身近な社会資本の総合的な整備、交通 政策、気象業務ならびに海上の安全確保を目指して、平成13年1月6日に北海道開発庁、国土庁、運輸省及び建設省の4省庁が統合し、国土交通 省が誕生しました。中部地方においては運輸省第五港湾建設局と中部地方建設局が統合し、中部地方整備局となりました。
省庁改編に伴う静岡県内の主な出先機関の改編の図
 地方整備局は、従来行っていた業務の外、本省等から新たに委任される国土計画・地方計画の調整、各種補助事業、建設業・不動産業等の業行政、土地収用の事業認定、都市行政、住宅・宅地行政等と第五港湾建設局の行っていた業務を行い、この地域のきめ細かい社会基盤の整備を通 じて“夢と活力ある中部地方”のため、大きな役割を担うことになります。富士砂防工事事務所の業務は従来と変わりませんが事業を推進できるよう地域の皆様の暖かいご理解とご支援をお願いします。

情報提供のお願い
富士砂防が関係する古い写 真・資料等をお持ちの方、また災害 体験をされた方の情報提供をお願いいたします。
<連絡先>
富士砂防工事事務所
担当/建設専門官・大石、または調査課長・時田まで
TEL0544-27-5221
(内線516、351)

<お問い合せ先>
■国土交通省富士砂防工事事務所
〒418-0004 静岡県富士宮市三園平1100
TEL0544-27-5221
インターネット http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/
(省庁改編に伴い、変更となります。)
■富士宮砂防出張所
〒418-0103 静岡県富士宮市上井出826-1
TEL0544-54-0236




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