ふじあざみ 第27号(7)

みんなを土砂から守ってくれる緑の帯、砂防林
砂防林
自然林で作られた砂防樹林帯。
林の中には、生態系を配慮した小動物の
水飲み場などもあります。
砂防ダムや床固工などの防災施設とともに、周辺の樹林帯を利用して土砂災害を防ぐこともできます。樹林帯は土砂の流れを抑え、拡散させたり堆積させるなどの役目を果たします。また、この“砂防樹林帯”は豊かな自然環境を生み出し、レクリエーションなどで楽しむこともできます。大沢川の扇状地の砂防施設の周辺には74ヘクタールもの砂防林があり、強いしっかりした林を保つための維持管理が行われています。

大沢崩れと御中道見学会
富士山の大沢崩れは、今から約千年前から始まったといわれています。この大沢崩れの荒廃状況を、皆様ご自身の目で確かめて、自然の脅威と砂防事業について理解を深めていただくための見学会を今年も行います。参加ご希望の方は、下記の要項にてお申し込みください。
大沢崩れと御中道見学会 ■対 象
原則として県内在住の方
■定 員
35名(1回あたり)
■実施日
第1回/7月25日(火) 申込締切日 7月11日(火)
第2回/8月23日(水)   〃    8月9日(水)
第3回/9月22日(金)   〃   9月8日(金)
第4回/10月19日(木)   〃   10月5日(木)
■参加費
1,000円(交通費および保険料)
■コース
集合/富士宮市浅間神社湧玉の池東バス停(8:20)
湧玉の池東バス停(8:30)―バス 富士スバルライン御庭(10:30)―徒歩 御中道・大沢(12:30)―昼食―徒歩 御庭(15:00)―バス 湧玉の池東バス停(17:00)
■申込方法
往復ハガキに住所・電話番号・希望日(複数可)・氏名・年齢(ご家族・グループの場合は全員と代表者)を記入して、締切日までに下記の所へ申し込んでください。
〒418-0004 富士宮市三園平1100番地
建設省 富士砂防工事事務所 TEL0544-27-5221
※見学希望者が多い場合は、抽選とします。見学いただく方へは、その旨別途ご連絡いたします。
※人数に制限があり、見学いただけない場合もございますのでご了承ください。
■その他
1.コースには徒歩での山歩きが4時間程度入ります。小学生の参加は高学年で父兄同伴とします。
2.見学コースには危険な所もありますので、見学者には別途配布する見学案内を遵守していただきます。

大沢崩れと御中道見学会
富士山から学んだこと、元気づけられたこと、美しい富士山をいつまでも残していくために…、富士山と共に生きている私たちの富士山に対するそれぞれの思いを手紙に、絵に描いて送ってください。
応募要項
■手紙部門
応募資格:小学生以上の方ならどなたでも応募できます。
作品規格:一人1点(未発表のもの)、ハガキ400字以内
■絵部門
応募資格:どなたでも応募できます。
作品規格:一人1点、未発表のオリジナル作品に限ります。
画材や表現方法に制限はありませんが、クレヨンなど他の作品を汚すおそれのある画材はご配慮ください。用紙は四つ切を使用してください。
審査賞:特にすぐれた作品を入賞作品として表彰します。
審査委員長 村松友魅(作家)
応募期間:平成12年7月1日(土)~9月16日(土)(当日消印有効)
応募先:〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地
富士宮市教育委員会 学校教育課
富士山への手紙・絵コンクール事務局
応募方法:詳しくは6月中旬に主催者が配布する「募集要項」をご覧ください。
主  催:富士宮市・富士宮市教育委員会
(社)富士宮青年会議所・建設省富士砂防工事事務所

情報提供のお願い
富士砂防が関係する古い写真・資料等をお持ちの方、また災害体験をされた方の情報提供をお願いいたします。
<連絡先>
富士砂防工事事務所
担当/建設専門官・大石、または調査課長・時田まで
TEL0544-27-5221(内線542、351)

<お問い合せ先>
■建設省富士砂防工事事務所
〒418-0004 静岡県富士宮市三園平1100
TEL0544-27-5221
■富士宮砂防出張所
〒418-0103 静岡県富士宮市上井出826-1
TEL0544-54-5221

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