富士砂防事務所の工事を紹介!!

出張所・詰所別にピックアップして紹介します!!

●【富士宮砂防出張所】

◆富士山南西麓で実施している工事の監督をしています。

pickup令和6年度 富士山大沢川扇状地上流整備工事

  • 大沢川扇状地に溜まった転石を除石しています。公共性の高い事業に有効活用するため、除石した転石を必要な大きさに破砕して運搬しています。
  • 本工事では、運搬車両の台数が多いため、運行管理を注意して行っています。
  • ダンプトラックに土砂を積込む際にバックホウとの接触事故を防ぐため、 交通法規や合図の遵守について、毎日の朝礼で作業員へ繰り返し周知しています。
  • 過積載防止のため、重量計を取り付けたバックホウを使用し、ダンプトラックの 積載重量を量っています。

pickup令和6年度 富士山風祭上流遊砂地整備工事

  • 富士宮市の風祭川において、遊砂地左岸側の築堤と遊砂地内の土砂、岩の掘削を行っています。
  • 作業を安全に行うために、万が一の土砂災害の発生にそなえて新技術などを活用した対策を行っています。
  • 主に重機や車両が川をまたいで作業するため、1km四方の⾼精度の気象予測が提供されるサイトを活用したり上流に監視カメラを設置したりするなど、自然災害への対策を万全にして作業を行っています。

●【富士山北麓火山防災ステーション】

◆富士山北麓・源頭部で実施している工事の監督をしています。

pickup令和6年度 富士山源頭部対策工事

  • 大沢崩れの崩壊拡大と土砂流出を抑えるために工事を実施しています。
  • 標高2200m付近の工事となるため、資機材はヘリコプターで運搬しています。
  • ヘリコプターは雲で視界が遮られると飛行が出来ません。カメラで雲の発生状況を把握し、雲の少ない早朝に作業を行い、工事を進めています。
  • 天候に大きく左右されるため、工程管理に気をつけて作業を行っています。

pickup令和6年度 富士山北麓浅間沢遊砂地整備工事

  • 富士吉田市の浅間沢において、遊砂地を作っています。
  • 現場発生土を有効活用するため、コンクリートの代わりに現場発生土と特殊なセメントと混ぜた「砂防ソイルセメント」で堰堤を築堤しています。
  • 降雨により施工場所に土砂が堆積してソイルセメントの品質を阻害しないように表面に流れる雨水を導水しています。
  • 保護材を設置する際、レベルなどで傾きを1枚1枚確認することで出来形精度の向上に努めています。