● キャンプ砂防2024 in 富士山を開催しました
「キャンプ砂防」は、砂防を専攻する大学生等に国土交通省の砂防関係機関における砂防調査・工事の現場体験・実習等の場を提供することで、防災対策のあり方と中山間地域における砂防の意義・役割等を考え、学ぶことを目的として実施するものです。平成8年度より「キャンプ砂防」が実施されており、現在までに全国で2,200名を超える学生の方々に参加していただいております。今年度富士砂防事務所においては、大学生4名が参加しました。
![]() 開講式の様子 |
![]() 源頭部対策工事現場を見学 |
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![]() 御中道を調査 |
![]() 深礎杭工事現場を見学 |
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![]() 排水トンネル工事現場を見学 |
![]() 降灰量調査を体験 |
![]() 砂防施設工事現場を見学 |
![]() 土石流観測施設を見学 |
![]() ドローン操縦を体験 |
![]() 4日間の成果発表 |
■キャンプ砂防2024 in 富士山 に参加して~参加学生の声~
富士山では、毎年スラッシュ雪崩が発生しており、今年4月にも発生していたことを研修中にはじめて知った。大規模な土砂移動が発生しているにも関わらず、それを認知せずに生活できているのは、日ごろからの砂防事業の賜物であると感じた。崩壊そのものは防ぐことが難しくても、それによる被害を生まないための取り組みを行っている国土交通省の方々をとても格好いいと感じる。 (大学生 3年 Oさん)