● TEC-FORCEとは?

TEC-FORCEは、国土交通省の職員で構成され、通常時の公共事業発注等とは別に、大規模自然災害の発生後、河川、土砂災害、道路等の各分野に精通した国土交通省各組織の職員や必要な資機材を派遣し、迅速に地方公共団体等を支援するための部隊となります。
TEC-FORCEの主な活動内容、実績については右のQRコードよりご覧ください。
TEC-FORCEは、国土交通省の職員で構成され、通常時の公共事業発注等とは別に、大規模自然災害の発生後、河川、土砂災害、道路等の各分野に精通した国土交通省各組織の職員や必要な資機材を派遣し、迅速に地方公共団体等を支援するための部隊となります。
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7月23日頃から北日本に停滞した梅雨前線の影響で、東北地方の日本海側を中心に北日本から西日本では大雨となり、災害が発生しました。特に山形県では25日の昼過ぎと夜に線状降水帯が発生して大雨特別警報が2度発表されました。
富士砂防事務所の隊員は、中部地方整備局の砂防班第1陣として派遣され、8月4日〜8月9日にかけて山形県の庄内町で調査をしました。
富士砂防事務所など中部地方整備局TEC-FORCE砂防班の活動内容は、土砂災害の恐れのある箇所の確認や河川砂防設備の被災状況の調査及び復旧工法の提案でした。 被災状況の調査結果や復旧工法ついて、庄内町へ報告しました。
![]() 林道崩落箇所の調査では、道路だけでなく埋設管等の被災も見られました。 | ![]() 上流や、斜面から流出した土砂が橋を埋塞し道路や農地へ流れ込んでいました。 | ![]() UAVを活用したことで、農地に土砂が流れ込んでいるのがよくわかりました。 |
![]() 斜面崩壊の調査箇所周辺にも洗堀や崩落がみられました。 | ![]() 斜面崩落による河道閉塞箇所は、規模が大きく今回の大雨の影響を物語っていました。 | ![]() 調査結果を取りまとめ報告書として庄内町へ手交しました。 |
今回初めてのTEC-FORCE活動でしたが、自分の未熟さを痛感しました。被災箇所での調査時に復旧をどう行うか、被害の原因は何なのか、どうやって調査するか考えねばならず自分が未熟が故にそれらが分からずついていくことだけで精一杯でした。もっと勉強し知識と経験を身に着けて技術力を高めて冷静に判断ができる技術者を目指したいと思います。