1 由比地区地すべり事業におけるBIM/CIMの活用

 由比地すべり事業では調査・計画・設計・施工段階においてBIM/CIMの活用を進めています。


2 3次元モデルの作成

 深礎杭施工にあたり必要となる施工ヤードについて、2次元の設計図面を基に3次元モデルを構築し、地形との不整合が確認された場合、設計段階で修正を行います。

3次元モデル化した施工ヤード

3 施工ヤード・施工年次計画の検討

 工事車両が各施工ヤードに乗り入れ可能か車両の軌跡を用いて検証を行います。
 施工ヤードに施工機械を配置し、隣接工区同士で建設機械が重複しないように配置出来る施工ヤードの確認を行います。確認の結果、深礎杭1基を施工するにはあと2基分の施工ヤードが必要であると確認出来ました。

施工ヤードの検討


 上記に深礎杭工の各工事の施工ステップや工期等の情報をモデルに付与し、3次元モデルで時系列ごとに施工ステップの作成を行い、実工期に沿った実現性の高い施工計画を検討することができます。

1年目⇒3年目⇒5年目


もどる ホーム つぎ FUJISABO通信 令和6年1月 第128号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221