令和3年7月20日に着手した「直轄砂防災害関連緊急事業」は、下の図のとおり@〜D項目を実施しました。緊急かつ安全に実施しなければならない中、渓流内には泥濘化(でいねいか)した多量の土砂が厚く堆積し、陸路での進入が困難でした。無人化バックホウによる掘削作業ならびに富士山源頭部で実績のあるヘリコプターによる土砂搬出を実施し、令和3年12月までに逢初川砂防堰堤(既設堰堤)の除石を完了。令和4年3月より新設砂防堰堤の施工に着手し、令和5年3月に「伊豆山砂防堰堤」の完成を迎え、事業が完了しました。
地域の皆様におかれましては、工事へのご理解とご協力ありがとうございました。
国の事業が完了したことで安全度は向上しましたが、静岡県・熱海市による事業が引き続き実施されています。
地域の皆様の日常生活が一刻も早く戻ること祈念しております。
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