特集 大災害に備える〜令和3年度に実施した訓練・演習〜

近年、頻繁に起こっている土砂災害やいつ起こるか分からない富士山の噴火に迅速に対応するためには日頃から備えておくことが重要になってきます。 富士砂防事務所では、都道府県等の関係機関と連携し、自然災害に対する災害対応の強化と防災意識の向上を目的として、降雨による大規模土砂災害や富士山噴火に対応するための訓練や演習を毎年実施しています。

令和3年度 訓練・演習スケジュール

●2021年
4/20 洪水対応演習
6/7 情報伝達訓練
11/2.3 降灰量・浸透能調査及び火山灰走行実験
12/3 大規模土砂災害合同演習
●2022年
1/7 富士山火山噴火対応に関する演習
1/28 大規模土砂災害危機管理対応訓練
2/17 富士山火山噴火に伴う緊急調査等合同演習

■災害対策車両ってどんなもの?

 中部地方整備局では災害があったときに、保有する災害対策車両を派遣するなど災害支援を行っています。

照明車■照明車
 災害現場において、広範囲に明るさを確保し、夜間の復旧作業や監視作業を支援する車両です。

対策本部車■対策本部車
 災害現場において現地災害対策室として機能します。会議室、通信装置を備え、情報収集、対策指示などの会議を行えます。

排水ポンプ車■排水ポンプ車
 発電機と排水ポンプ、ホースなどを搭載し、浸水被害現場へ出動し、1台で排水作業を素早く行える車両です。


もどる ホーム つぎ FUJISABO通信 令和4年4月 第121号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221