ふじあざみ117号【 特 集 】富士山と桜島の火山灰を比較した走行体験

 市町村・警察等の多くの方々にご参加いただき、富士山噴火時の降灰が車の走行性に与える影響について走行体験を行いました。これに加えて、火山噴火時の緊急調査(降灰量調査・浸透能試験)などの実地演習も行いました。一部の方々には新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、web配信にて訓練を視察頂きました。

降灰量調査

■降灰量調査

 火山噴火直後の降灰量調査では、天候等次第でヘリコプターによる調査が実施できないことが想定されるため、実際に火山灰を採取して降灰量(降灰厚さ)を調査します。降灰量の情報は各市町村の避難情報を支援するため提供を行います。

浸透能試験

■浸透能試験

  降灰があると、雨水が浸透しにくくなり泥流や土石流が発生しやすくなります。
 このため、火山灰の堆積状況の違いによる浸透性の違いを確認しました。


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FUJISABO通信 令和3年4月 第117号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221