【 特 集 】 由比地すべり対策事業 〜BIM/CIMを活用した深礎杭の取組〜
由比地すべり対策事業とは
■由比地すべり対策事業とは
 由比地区は急斜面と海に挟まれた狭い場所であり、昔の旅人は、その狭い波打ち際を徒歩で通っていました。
 明治に入り海岸線に道路と鉄道が整備され、現在では日本の大動脈であるJR東海道本線(150本/日、但し貨物は除く)、国道1号(約64,000台/日)、東名高速道路(約35,000台/日)が平行して通る交通の要衝となっています。
 一方で、この地域は古くから多くの土砂災害に見舞われており、昭和36年の寺尾地すべりや昭和49年の七夕豪雨による地すべりなど、大きな被害を受けてきました。
 そのため、富⼠砂防事務所では豪⾬や南海トラフ地震等による地すべり災害の発⽣を未然に防ぐための対策事業を⾏っています。

3次元データで由比地すべり対策地内を見ることができます。「地すべり対策の施設配置」

もどる ホーム つぎ FUJISABO通信 令和元年9月 第111号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221