チーム“愛”の取り組み
第4回「けんせつ小町活躍推進表彰」表彰式・受賞活動発表会
(一社)日本建設業連合会が主催する「第4回けんせつ小町活躍推進表彰」において、愛知国道で実施している「けんせつ小町・チーム“愛”」が最優秀賞、また、チーム“愛”に参加するメンバーが現場代理人を務めた愛知国道発注工事の作業所(若築建設(株))が 特別賞を受賞し、令和元年5月8日に経団連会館にて開催された表彰式に出席し、表彰状・楯が授与されました。
■日時 | :令和元年5月8日(水) 15:00~17:30 |
■場所 | :経団連会館ダイヤモンドホール |
■参加者 | :チーム愛13名、愛知国道 内藤事務所長 |
日本建設業連合会Webサイトの記事 |
- 表彰式と合わせ受賞活動発表会も行われ、受賞した10団体から発表があり、チーム“愛”からは愛知国道の山田係長が発表しました。
- 審査委員長より下記のご講評をいただきました。
- 応募全91件の中から最優秀賞を受賞!!
- 会員外から初の受賞
- 民間の団体が行政を表彰することはめずらしこと。
- 評価された点
- 「行政がまとめ役となり、建設会社、設計会社、国家公務員、地方公務員など様々な分野の産×官の女性技術者が集まって、勉強会を行ったり、未来の建設業で働く学生たちにも支援活動を行うなど、垣根を越えた様々な横断的な活動、一時的な活動に留まらないスケール感のある活動、活動の継続性が評価された。」



「けんせつ小町活躍推進表彰」受賞報告会
(一社)日本建設業連合会が主催する「第4回けんせつ小町活躍推進表彰」において、愛知国道で実施している「けんせつ小町・チーム“愛”」が最優秀賞、また、愛知国道発注工事の作業所(若築建設(株))が特別賞を受賞したことを受け、中部地方整備局・勢田局長をはじめとする幹部各位への受賞報告会を開催しました。
■日時 | : | 令和元年5月10日(金) 13:30~14:00 |
■場所 | : | 名古屋合同庁舎第2号館 中会議室 |
■参加者 | : | 【チーム愛】 9名 【中部地方整備局】勢田局長、長谷川副橋長、西口建政部長 【愛知国道事務所】内藤事務所長 |
■報告会 | : | 【最優秀賞】チーム愛の活動内容 【特別賞】若築建設(株)の活動報告 |
受賞報告と合わせて、意見交換会も行い、チーム“愛”参加者から積極的な発言があり、有意義かつ和やかな報告会となりました。



愛知県宮本副知事+けんせつ小町・チーム“愛” 交流会
令和元年6月10日:愛知県の行政の立場から女性活躍推進に取り組んでいる愛知県・宮本悦子副知事と、けんせつ小町・チーム“愛”メンバーが、建設業における労働環境や働き方について、交流会を開催しました。
■日時 | : | 令和元年6月10日(月) 13:30~14:15 |
■場所 | : | H30年度名二環木場2高架橋東鋼上部工事(受注者:JFEエンジニアリング(株)) |
■参加者 | : | 【愛知県】宮本副知事 【中部地整】長谷川副局長、黒田建設産業調整官、筒井総括技術検査官 【チーム愛】JFEエンジニアリング(株)戸部真世氏(現場代理人) 【愛知国道事務所】内藤事務所長、所指導官、山田係長 |
■視察内容 | : |
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■日時 | : | 令和元年6月10日(月) 15:00~16:30 |
■場所 | : | 愛知県女性総合センター ウィルあいち |
■参加者 | : | 【愛知県】宮本副知事、宮澤女性の活躍促進監 【中部地整】長谷川副局長、黒田建設産業調整官、筒井総括技術検査官 【チーム愛】19名(企業メンバー) 【愛知国道事務所】内藤事務所長、所指導官、山田係長 |
意見交換会でのメンバーからの意見
- 中小企業では女性技術者1人といった状況。ロールモデルが身近にいない
- 女性同士の仲間が集まれる場がほしい
- 色々な職種で、男性も含めて意見交換してみたい
- 女性活躍推進は女性の問題でなく、男性も含め、会社・発注者全員で考えるべき
- 社内で意見を言いやすい環境になってきており、用具も女性用のものが増えた
- 卒業式等がある年度末に工期末が集中。工期の平準化を進めてほしい
- 女性活躍推進が過剰。「女性ならでは」の視点を求められすぎている
- 育休などを取ると、キャリアップが難しい。新しいキャリアップの道を探るべき
- 建設業はまだまだ長時間労働。結婚や育児をしながら仕事が続けられるか不安
- 男性でも女性でも残業を減らすところから始めないと休みやすい環境にならない
意見交換会での副知事からの意見
- ここにいる皆さんは建設業の女性技術者の先駆者。
- 建設現場の特殊性は理解できた。他の産業でも、女性が働くのは無理だということをずっと言われてきたが、乗り越えてきたという歴史がある。他産業がどうやって工夫をしてやってきたのか参考になるのではないか。
- やめないでいただきたい。
やめないで続けていくと組織としてはなんとかせざるを得ない。組織として対策を考える、組織として何年も何年もかけて育成した人材がやめられてしまうと痛手。
出産育児をするとその間、パフォーマンスが落ちる、十分に働けないと思うかもしれないが、長い職業人生のほんのわずかな期間。 - 後輩の女性が皆様方に続いていけるように頑張って欲しい。



第1回意見交換会~すべての人が長く働ける建設業を目指して~
令和元年度の活動方針を参加者で確認した後に、「すべての人が長く働ける建設業を目指して」をテーマに、日建連中部支部や愛知県建設業協会のメンバーと共に第1回意見交換会として、グループディスカッションを行いました。
この意見交換会は今後も継続し、最終的に「意見書」(仮)をとりまとめる予定です。
■日時 | : | 令和元年10月10日(木) 14:00~17:00 |
■場所 | : | 国土交通省 愛知国道事務所 2階 201会議室 |
■参加者 | : | けんせつ小町・チーム“愛” 22名+事務局 4名 日建連 けんせつ小町チーム 3名 愛建協 会員企業 女性技術者 2名 |
■グループディスカッション内容: | ||
「建設業でやりがいを持って長く働くための改善すべき点等について」をテーマについて、課題とその改善策について意見交換しました! |
グループディスカッションでのメンバーからの意見
- 土木のイメージを向上!
- モテる土木・ドラマになる土木になりたい。
(作業着、現場環境を改善したい。) - 古い風習を払拭したい。
(例えば、土日勤務・超過勤務が当たり前の考え方を払拭したい。)
- モテる土木・ドラマになる土木になりたい。
- 男性の育児参加・育児休暇を当たり前にしたい。
- 休暇を取りやすい雰囲気造りが必要・休暇取得を義務化してほしい。
- 育児休暇のロールモデルの情報共有や、託児制度を充実してほしい。
- 勤務時間、超過勤務縮減に向けた組織的な取り組みを紹介してほしい。



建設技術フェア2019in中部 学生交流ひろば チーム“愛”ブース出展
昨年度に引き続き、建設技術フェア2019in中部「学生交流ひろば」にて、未来の女性技術者に対して、第一線で活躍する先輩女性技術者が、女子学生の就職前の疑問や不安に答え、女性技術者の入職支援を行うことを目的にブースを出展しました。
チーム”愛”メンバーが学生からの質問や不安に対して写真や体験談を交えながら答え、ファンジャケット(空調服)や作業服も展示し、試着も楽しんでもらえました。最初は緊張気味の学生さんたちもファンジャケットの涼しさに感動し、一気に笑顔がこぼれ、話も弾み2日間でのべ75名の学生たちに建設業の魅力を伝えることができました。
■日時 | : | 令和元年10月16日(水) 10:00~17:00 / 10月17日(木) 10:00~16:00 |
■場所 | : | 吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館) |
■ブース来場者 | : | 150名 (内学生:75名/女性39名 男性36名) |






第2回意見交換会~すべての人が長く働ける建設業を目指して~
「すべての人が長く働ける建設業を目指して」をテーマに、日建連中部支部のメンバーと共に第2回意見交換会として、グループディスカッションを行いました。
■日時 | : | 令和元年12月16日(金) 14:00~17:00 |
■場所 | : | 国土交通省 愛知国道事務所 2階 201会議室 |
■参加者 | : | けんせつ小町・チーム“愛” 19名+事務局 7名 日建連 けんせつ小町チーム 2名 |
■グループディスカッション内容: | ||
第1回意見交換会の結果を踏まえ、意見集とりまとめに向け、「生活と仕事の調和」「雰囲気が良く、円滑なコミュニケーション」「スキルアップ」「安全・快適・清潔な職場環境」「革命を実現する横断的な取り組み」といったテーマに沿って意見交換を行いました。 |
グループディスカッションでのメンバーからの意見
テーマ「生活と仕事の調和」
- 育児は女性がやるものという固定概念を払拭するため、会社の上層部を含め全ての人を対象に、認識を変えていく必要がある。
- 書類簡素化、TV会議活用など、受注者とともに仕事の効率化に向けた取り組みが必要。
テーマ「雰囲気が良く、円滑なコミュニケーション」
- 女性はこうだ!との決めつけや、相談をしても昔の話を引き合いに出されてしまい消極的になる。お互い話しやすい雰囲気作りを務めていく必要がある。
意見交換会の今後の展開
今回の意見を集約・取りまとめ、年度内に意見集をとりまとめる予定。






第3回意見交換会~すべての人が長く働ける建設業を目指して~
「すべての人が長く働ける建設業を目指して」をテーマに、日建連中部支部や愛知県建設業協会のメンバーと共に「意見集」を取りまとめるための意見交換を行いました。
■日時 | : | 令和2年2月26日(水) 14:00~17:00 |
■場所 | : | 国土交通省 愛知国道事務所 2階 201会議室 |
■参加者 | : | けんせつ小町・チーム“愛” 18名+事務局 8名 日建連 けんせつ小町チーム 2名 愛建協 2名 |
概 要
- これまでの、第1回、第2回意見交換(グループディスカッション)での意見を基に作成した意見集案について、記載内容や表現の追加・修正を行うとともに、メンバー同士で意見集への理解を深めることを目的に意見交換を実施。
- 意見集案は「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画~働きつづけられる建設産業を目指して~(R2.1.16国交省+6団体により策定)」を踏まえ、チーム愛メンバーの意見を17のテーマに分類。各テーマについて議論。
- メンバーからは、意見集とりまとめに当たっての具体的な追加・修正意見のほか、チーム“愛”の今後の活動の展望に関する提案もあり、活発な意見交換となりました。
今後の展開
今回の意見交換結果を踏まえ、年度内に意見集を公表予定




