異常豪雨は河川氾らん、土石流、山・崖くずれをもたらし、民家の流出や浸水、農地の流出・冠水等の甚大な被害を与えました。また、停電・断水及び道路の寸断、橋梁の流出によって地域の孤立化が発生、沢沿いの斜面が崩落し、大量の土砂と流木が流出する「沢ぬけ」の被害も発生しました。
 岐阜県恵那市上矢作町内全戸には、避難勧告が出され町民は小学校や公民館などに延べ325人が避難しました。

一般被害(1)

 人的・家屋被害
 人的・家屋被害は、死者1名、住居の全壊・流出・半壊が23棟、床上・床下浸水62棟に上りました。また、町内全戸で停電・断水となり、道路等の不通によって117世帯430人が孤立しました。全戸に対して避難勧告が出され、延べ117世帯、325人が小学校・公民館などに避難しました。道路の寸断により孤立した達原地区の住民19世帯73人は、県の防災ヘリコプターで緊急避難しました。
●被害状況
●各地区の主な被害状況
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