豊川における本格的な改修は、国の直轄事業として昭和13年度(1938年)に着工されて以来、平成30年度(2018年)にて、80年という節目の年を迎えました。流域では度重なる洪水の被害を発生させ、社会的・経済的に大きな損害をもたらした一方、沿川住民の皆様や先人の多大な苦労を経て、多くの治水事業を実施してきました。 今回、豊川直轄改修80年の歴史を振り返ると共に、今後の水防災の減災に向けた取組を地域社会全体で取り組んでいくため、平成30年度において、記念行事を開催しました。
近年多発する水災害により発生する甚大な被害について、未然に防止するべく「逃げ遅れゼロ」、「社会経済被害の最小化」を目指し、改めて住民が自ら守る行動を行い、想定最大規模な水害に対する広域避難のあり方についても再確認を行うことを啓発することを目的に実施しました。
共催:豊橋市、豊川市、新城市、蒲郡市、田原市、設楽町、東栄町、豊根村
「豊川放水路分流堰カード」「小坂井排水機場カード」を作成し、平成31年2月16日に開催された、JR東海主催の「一級河川豊川改修80年の足跡めぐりウォーキング」に参加した方々に配付しました。 現在は、各施設を訪れた方に、豊橋河川事務所にてカード配付をしています。