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河川敷の利用について
Q
河川敷への進入路が施錠されているところがありますが、なぜですか?
A
河川の管理は、治水(洪水、高潮等による災害の発生を防止(河川の適正利用を含む))・利水(流水の正常な機能を維持する)及び環境(河川環境の整備と保全)について総合的に行わなければなりません。つまり公共の安全を保持すると共に公共の福祉を増進することを目的にしています。
一方で、河川を取り巻く社会情勢も、ゆとりや豊かさのある生活を重視する国民の意識の定着から河川の利用が増大・多様化した、あるいは、河川が生物の生息・生育の場であることや四季折々に変化する美しい自然環境といった環境への関心が高まってきたなど、新たなニーズに対する対応が求められ、河川空間の利用の考え方も変化してきています。
そういった中、河川敷地は、公共用地(河川区域内には、民有地も存在していますのでその土地は除きます=例えば農地など)ですから、一般公衆の自由な使用に供されるべきであり、その意味からは河川に自由に出入りできることが望ましいと考えています。
しかしながら、非常に残念なことですが、一方では産業廃棄物の不法投棄や河川利用者によるゴミの放置、さらには車両の進入立ち入りによる堤防等の損傷又水面上の走行による油漏れ等の水質事故が数多く発生している状況もあります。
これらを防止する目的(動植物の生息環境、取水(水道水等)や漁業への影響が懸念されるので、ゴミ等の処理に多額の予算が必要となることなど。)から、いくつかの箇所では進入路に施錠を行っています。

なお、国土交通省(旧 建設省)豊橋河川事務所が管理している区域は、以下のとおりです。
豊川の河口から当古橋まで及び豊川放水路全川 豊川出張所
豊川の当古橋から新城橋まで、間川の本流合流点から2.7km間、豊川(寒狭川)の椎平橋から横川えん堤および海老川の本線合流地点から0.3km間 一宮出張所
矢作川の河口から美矢井橋まで 安城出張所
矢作川の美矢井橋から篭川合流点まで 岡崎出張所

国土交通省豊橋河川事務所の各出張所の担当地域マップ図

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