1.件 名 |
〜 洪水の教訓を次世代に伝える 〜 |
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「矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業」を8月より開始します |
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2.概 要 |
矢作川・東海(恵南)豪雨から今年9月で10年が経過し、当時の記憶が失われつつあります。
洪水がもたらした被害やその教訓を風化させることなく、併せて水防活動の重要性、治水事業の必要性を幅広く地域へ伝えることにより、地域住民の防災意識の向上を図り、次世代へ伝承することが重要です。
このため、7月1日(木)に矢作川流域圏の国、県、市町村で構成する「矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業」連絡会議を開催し、「矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業」(豊橋河川事務所、矢作ダム管理所、矢作川流域圏・県市町村、中部建設協会、愛知県建設業協会、恵那建設業協会共催)を決定し、今後、シンポジウム、市町村でのパネルリレー、情報伝達訓練等を実施することとします。
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矢作川流域圏とは、「矢作川流域、その流域に接する海域、及び矢作川の水利用地域や矢作川が氾濫する地域を含む一体的な地域」と定義しています。(3県13市7町2村) |
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3.本 文 |
7月1日(木)に「矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業」連絡会議(共催機関)において、以 下の内容について決定し、「矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業」を開始します。
第1弾 |
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8月9日(月)の西尾市を皮切りに、矢作川沿川市町村(7市2村)の役所ロビー等において、一般の方を対象に、当時の出水状況、被害状況、水防活動状況、災害対策状況等のパネル展示のリレー(パネルリレー)を実施します。パネル展示に際しては個人の方が保有する当時の被災写真などの複製をお願いする予定です。
なお、矢作川沿川の市町村の水防・防災訓練時においても、パネル展示とポンプ車等災害対策車の展示を実施します。 |
第2弾 |
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東海(恵南)豪雨が再来したことを想定し、国交省、愛知県、豊田市で矢作川の出水時情報伝達訓練(洪水予測等)を8月25日(水)に実施します。従来から改善された点等の検証も行う予定です。 |
第3弾 |
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当時被害のあった豊田市森町付近(矢作川左岸39km付近)において、8月27日(金)に国交省、愛知県建設業協会による災害時の堤防の応急復旧と排水ポンプ車等の稼働による災害対応訓練を実施します。 |
第4弾 |
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東海(恵南)豪雨10年を契機として、治水のみならず利水、環境、土砂管理、維持管理、地域活性化等、矢作川流域圏の抱える諸課題解決のため、市民、学識経験者、行政による意見交換の場を作ることとし、矢作川流域圏懇談会を8月28日(土)に設立します。今後、流域圏一体化を図る持続的な取り組みを実施します。 |
第5弾 |
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恵那市において、9月5日(日)の防災訓練に合わせ、防災イベントを企画中です。
その他、恵那市及び恵那建設業協会における事業詳細内容についても検討中です。 |
第6弾 |
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締めくくりとして、シンポジウム「矢作川・東海(恵南)豪雨から10年〜洪水の教訓を次世代に伝える」を被災日と同日の9月11日(土)13時30分〜16時に豊田市福祉センターで開催します。(当時の水防活動紹介、パネラー:学識者2名、豊田市長等) |
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4.特 徴 |
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全流域圏の県市町村が共同で実施する。 |
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シンポジウムは、水防団、防災リーダー、森を守る活動をしている人等、地域で活動している人等、地域で生活する市民との連携を図って実施する。 |
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5.連絡会日時・会場 |
日 時:7月1日13時30分〜15時
会 場:愛知県三の丸庁舎 8F 803会議室
名古屋市中区三の丸2-6-1 |
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6.情報公開 |
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資料は当日会場で配布します。 |
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連絡会の公開は、冒頭あいさつまでとさせていただきます。 |
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なお、「矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業」の説明にあたっては、連絡会終了後説明させていただきます。 |
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7.解 禁 |
7月1日(木)連絡会議終了後 |
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8.配 布 先 |
飯田市記者クラブ
岐阜県政記者クラブ、恵那記者会
豊田市政記者クラブ、豊田市政記者東クラブ
岡崎市政記者会、岡崎新聞記者会
豊橋市政記者クラブ |
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9.問合せ先 |
矢作川・東海(恵南)豪雨10年事業 事務局
(国土交通省 中部地方整備局 豊橋河川事務所、矢作ダム管理所)
豊橋河川事務所 TEL 0532-48-2111(代)
副所長 今津 実 (内線 205)
建設専門官 青山 一幸 (内線 401)
矢作ダム管理所 TEL 0565-68-2321(代)
建設専門官 伊藤 真也 (内線 401) |