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第13回「とよがわ流域圏こども会議」

 「とよがわ流域圏こども会議」は、「とよがわ流域圏一体化への取り組み」の一環として、私たちが生活する上で欠かすことのできない「とよがわの水」を将来に引き継ぐために、次世代を担うこどもたちが主役になって行うもので、平成14年から開催されています。

 この会議に先行して、豊橋河川事務所では豊川において水生生物による水質調査を実施しました。水生生物調査では、沿川の複数の小学校にご協力いただきま した。本会議は、豊川の上流〜下流で実施した水生生物調査に参加したこども達がそれぞれの調査結果を発表し、「とよがわの水」への理解を深めるとともに、 学校間の交流を深めることを目的として毎年開催されているものです。

 今年の会議は、12月1日(火)に設楽町立清嶺小学校で開催され、豊川の上流域から設楽町立清嶺小学校、中流域から新城市立舟着小学校、下流域から豊橋市立大村小学校の3校の児童39名と引率の先生が出席しました。また、豊橋河川事務所からは職員が参加しました。

 こども会議では、こども達が今年の夏に参加した水生生物調査の結果について、清嶺小学校、舟着小学校、大村小学校の順に発表しました。こども達は、捕まえた水生生物や水質判定結果のとりまとめに加えて各学校の紹介等もパワーポイントなどを使って分かりやすく発表していました。清嶺小学校からは、上流域の調査結果や、魚釣りなどによる魚の調査、河川敷でゴミ拾いを行ったことなどを発表。舟着小学校からは、中流域での調査結果や、大入川での調査結果などの発表。大村小学校からは、下流域の調査結果や、水の汚れの原因について発表があり、各小学校とも川への関心が高い内容の発表でした。
 また、今回は、ワークショップ形式によるこどもたちの意見交換が行われ、楽しく豊川について学べたと思います。

 豊橋河川事務所からは、今年の夏に実施した水生生物調査のとりまとめ結果について報告しました。また、こども達の発表への感想や、これからも川を好きになって、豊川をきれいにする活動を継続してほしいことを伝えました。

 会議では、川の水を汚さないようにしたいとの発表や意見が多くあり、この会議を通じて、とよがわ流域圏の次世代を担うこどもたちが、今まで以上に豊川を知り、より良くしていこうという意識をもってもらえたのではないかと思います。

清嶺小学校による発表 舟着小学校による発表
清嶺小学校による発表 舟着小学校による発表
大村小学校による発表 ワークショップ形式による意見交換
大村小学校による発表 ワークショップ形式による意見交換

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