TOPページへ
TOPページとよがわ・やはぎがわ日記
第11回「とよがわ流域圏こども会議」

 「とよがわ流域圏こども会議」は、「とよがわ流域圏一体化への取り組み」の一環として、私たちが生活する上で欠かすことのできない「とよがわの水」を将来に引き継ぐために、次世代を担うこどもたちが主役になって行うもので、平成14年から開催されています。

 この会議に先行して、豊橋河川事務所では豊川において水生生物による水質調査を実施しました。水生生物調査では、沿川の複数の小学校にご協力いただきました。本会議は、豊川の上流〜下流で実施した水生生物調査に参加したこども達がそれぞれの調査結果を発表し、「とよがわの水」への理解を深めるとともに、学校間の交流を深めることを目的として毎年開催されているものです。

 今年の会議は、12月5日(木)に豊橋市立大村小学校で開催され、豊川の上流域から設楽町立清嶺小学校、中流域から新城市立舟着小学校、下流域から豊橋市立大村小学校の3校の児童44名と引率の先生が出席しました。また、豊橋河川事務所からは職員が参加した他、水生生物調査においてご指導いただいた有識者の先生にもご参加いただきました。

 こども会議では、こども達が今年の夏に参加した水生生物調査の結果について、清嶺小学校、大村小学校、舟着小学校の順に発表しました。こども達は、捕まえた水生生物や水質判定結果のとりまとめに加えて各学校の紹介等もパワーポイントなどを使って分かりやすく発表していました。清嶺小学校からは、豊川のゴミ拾いをして川がきれいになって嬉しかったので、これからも続けていきたい。大村小学校からは、中流域と下流域の調査した比較を指標生物の絵を交えて発表。舟着小学校からは、大入川での調査結果の報告もあり、川を汚さないために食べ物を残さない、洗剤の使用等、これからも気をつけていきたい。など、各小学校とも川を汚さないためへの関心が高い内容の発表でした。
 また、今回は、大村小学校の提案で親睦ゲームも行われ、三校の交流がより深まったと思います。

 豊橋河川事務所からは、今年の夏に実施した水生生物調査のとりまとめ結果について職員が報告しました。また、有識者の先生からは講評をいただき、これからも川を好きになって、豊川をきれいにする活動を継続してくださいと、こども達の発表への感想も述べられました。

 会議では、川の水を汚さないようにしたいとの発表や意見が多くあり、この会議を通じて、とよがわ流域圏の次世代を担うこどもたちが、今まで以上に豊川を知り、より良くしていこうという意識をもってもらえたのではないかと思います。

清嶺小学校による発表 舟着小学校による発表
清嶺小学校による発表 舟着小学校による発表
大村小学校による発表 三校集合
大村小学校による発表 三校集合

↑ページのトップへ戻る