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第10回「とよがわ流域圏こども会議」

 「とよがわ流域圏こども会議」は、「とよがわ流域圏一体化への取り組み」の一環として、私たちが生活する上で欠かすことのできない「とよがわの水」を将来に引き継ぐために、次世代を担うこどもたちが主役になって行うもので、平成14年から開催されています。

 この会議に先行して、豊橋河川事務所では豊川において水生生物による水質調査を実施しました。水生生物調査では、沿川の複数の小学校にご協力いただきました。本会議は、豊川の上流〜下流で実施した水生生物調査に参加したこども達がそれぞれの調査結果を発表し、「とよがわの水」への理解を深めるとともに、学校間の交流を深めることを目的として毎年開催されているものです。

 今年の会議は、12月10日(月)に設楽町立清嶺小学校で開催され、豊川の上流域から設楽町立清嶺小学校、中流域から新城市立舟着小学校、下流域から豊橋市立大村小学校の3校の児童59名と引率の先生が出席しました。また、豊橋河川事務所からは職員が参加した他、水生生物調査においてご指導いただいた有識者の先生にもご参加いただきました。

 こども会議では、こども達が今年の夏に参加した水生生物調査の結果について、清嶺小学校、舟着小学校、大村小学校の順に発表しました。こども達は、捕まえた水生生物や水質判定結果のとりまとめ、各学校の紹介をパワーポイントなどを使って分かりやすく報告していました。それに加えて、清嶺小学校のこども達は、自分が豊川の上流域で釣った魚や伝統的な漁法について、ポスターや漁具を示しながら発表しました。舟着小学校のこども達は、大入川において独自に実施した水生生物調査の結果をパワーポイントで発表しました。大村小学校のこども達は、小学校でのウサギの飼育状況について写真を交えて発表した他、生命の尊さを訴える歌を披露しました。

 豊橋河川事務所からは、今年の夏に実施した水生生物調査のとりまとめ結果について職員が報告しました。また、有識者の先生を交えたこども達との意見交換も行われ、こども達が本会議を通して感じた感想を述べました。

 会議では川の水を汚さないようにしたいとの発表や意見が多くあり、この会議を通じて、とよがわ流域圏の次世代を担うこどもたちが、今まで以上に豊川を知り、より良くしていこうという意識をもってもらえたのではないかと思います。

清嶺小学校による発表 清嶺小学校による発表
清嶺小学校による発表
舟着小学校による発表 舟着小学校による発表
舟着小学校による発表
大村小学校による発表 大村小学校による発表
大村小学校による発表
事務所職員による調査結果の報告 有識者の先生を交えた意見交換
事務所職員による調査結果の報告 有識者の先生を交えた意見交換

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