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TOPページとよがわ・やはぎがわ日記
水生生物調査の実施

 豊橋河川事務所では、豊川、矢作川流域の小中学校と一緒に水生生物調査を実施しています。これは、調査を通じて川そのものや河川の水質への興味・理解を深めていただくことを目的とするものです。
 今年は6月28日から調査を実施しており、8月9日(木)は、新城市立鳳来西小学校の3・4年生9名と先生1名による水生生物調査を支援しました。調査場所は、豊川の当古橋(豊川市当古町付近)でした。調査は、@パックテスト(COD、pH、DO(溶存酸素)、NH4(アンモニウム)、PO4(リン酸)の計測)による簡易水質調査、A透視度計による水の濁りの調査、B水生生物による水質調査の3つについて実施しました。
 パックテストによる簡易水質調査(写真- 1)では、CODが4になり「汚れがある」との判定になりました。また、オレンジジュース1滴(1ml)を1L(1000ml)の河川水に入れるとCODが20〜50程度まで上がり、わずか1滴のジュースであっても川が汚れてしまうことを子供達は学びました。
 透視度計による調査では、子供達が透視度計を覗き最下部にある二重線で十字を書いた印を確認しました(写真- 2)。結果は「透視度100cm以上」でした。
 水生生物調査では、子供達は元気に川に入り職員らとともに水生生物を採取しました(写真- 3)。その結果、「きれいな水」の指標生物であるカワゲラ、ナガレトビケラ、ナミウズムシなどが採取され、「きれいな水」と判定されました。
 当事務所は、引き続き豊川・矢作川流域での水生生物調査を実施していきます。

写真- 1 パックテスト 写真- 2 透視度計による調査
写真- 1 パックテスト 写真- 2 透視度計による調査
写真- 3 水生生物調査 写真- 4 集合写真
写真- 3 水生生物調査 写真- 4 集合写真

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