9月8日(木)安城市立今池小学校の5年生32名と先生2名による水生生物調査を支援しました。
今回は、矢作川右岸下流部の安城市藤井町(藤井床固め)付近において、@パックテスト(COD、DO、pH、NH4(アンモニウム)、PO4(りん酸))による簡易水質調査、A透視度測定による水質調査と水生生物調査方法の現地説明を実施しました。
本来であれば、水生生物調査の説明だけでなく、現地調査を実施する予定でしたが、台風12号通過による影響で、水位がやや高く児童たちには危険をともなうため、現地での説明にとどめました。
パックテストの調査では、CODは汚れが多い、pH はほぼ中性、DOはとてもきれいな水、NH4とPO4はきれいな水と判定されました。また、1滴のオレンジジュースを1Lの河川水に入れた実験では、河川水のCODが7であったのに対して100以上の結果となり、児童たちはわずか1滴のジュースさえ、捨ててしまえば川を汚してしまうことを学びました。
透視度の測定では、台風通過後で水がやや濁っていたため、透視度は37cm〜40cm程度という結果になりました。
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水生生物調査の説明 |
パックテスト調査(色見本確認) |
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水に入りたいな〜(水生生物調査) |
集合写真 |
引き続き、当事務所は、豊川・矢作川流域での水生生物調査を支援していきます。
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