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TOPページとよがわ・やはぎがわ日記
当事務所のTEC-FORCE隊員が三重県東紀州(熊野地区)に派遣されました

 9月3日10:00頃、高知県東部に上陸した台風12号は、動きが遅くゆっくりと北上したため、長時間、台風周辺に湿った空気が流れ込み、記録的な大雨になりました。特に紀伊半島では、総雨量が広い範囲で1000mmを越える豪雨となり、そのため東紀州(熊野地区)において土砂崩れや河川護岸崩壊、道路崩壊等の災害が発生しました。三重県、熊野市、御浜町及び紀宝町からの支援要請を受け、災害復旧申請作業に対する技術的な支援を目的にTEC-FORCE (緊急災害対策派遣隊)が派遣されました。
 当事務所からは松山流水調整課長、伊吹維持係長、山田専門調査員の3名を9月8日から14日まで派遣し、河川・道路の被災状況調査及び災害申請用基礎資料作成を行いました。

 ○派遣期間中に被災状況調査を実施した箇所
    市道3路線(そのうち被災箇所は6箇所) 
    普通河川9河川(そのうち被災箇所は23箇所)

 調査を実施した熊野地区では橋の落橋、護岸の損壊、道路の損壊など到る所で甚大な被害が見られました。また、河川の氾濫などにより床上浸水等の被害が生じた地区では住民の方が家財道具などの掃除、後片付けをされていましたが、早く通常の生活にもどり、再度災害の発生防止が図られるように一日でも早い復旧が望まれます。
 

市道の法面崩壊 土石流による道路への土石堆積
市道の法面崩壊 土石流による道路への土石堆積
市道の路肩崩落 流路工の損壊
市道の路肩崩落 流路工の損壊
普通河川の護岸崩壊 紀勢線橋梁付近の復旧作業状況
普通河川の護岸崩壊 紀勢線橋梁付近の復旧作業状況
本部での打合せ状況 本部での打合せ状況
本部での打合せ状況 本部での打合せ状況

 *TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)は大規模自然災害発生時に、被災地に派遣され、被害状況の調査、被害拡大防止、早期復旧に関する地方公共団体等の支援を行います。災害規模、発生場所等に応じて複数の整備局から出動します。


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