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TOPページとよがわ・やはぎがわ日記
総合学習の支援(水生生物調査の実施)その2

 7月13日(水)豊橋市松葉小学校の4年生80名と先生3名が実施した水生生物調査の支援をしました。今回は、豊川の下条橋付近において、@パックテスト(COD、DO、pH等の計測)による簡易水質調査、A透視度測定による水質調査、B水生生物による水質調査を実施しました。当日は参加人数が多かったため、午前と午後の2組に分かれて実施しました。

 パックテストの水質調査では、最近まとまった雨が降っていないこともあり、CODでは汚れが多いと判定されましたが、他の調査項目では、きれいな水から少し汚い水という結果になりました。また、1滴のオレンジジュースを1Lの河川水に入れた実験では、河川水のCODが6〜7であったのに対して100以上の結果となり、子供たちはわずか1滴のジュースさえ、捨ててしまえば川を汚してしまうことを学びました。

パックテスト調査 透視度測定
パックテスト調査 透視度測定
水生生物採取中
水生生物採取中

 透視度測定については、100cm以上となりました。豊川においては、雨等の影響による濁りがなければ、通常で100cm以上の透視度が確保されています。
 水生生物調査では、当日が真夏の日差しで暑かったこともあり、子供たちは川に入ることを楽しみながら、水生生物を採取しました。採取された水生生物は、きれいな水のヒラタカゲロウやウズムシ、少し汚い水のオオシマトビケラやヒラタドロムシ、きたない水のヒルなどで、きれいな水と少し汚い水と判定した班がほぼ同数となりました。

1組ハイ・チ〜ズ! 2組ハイ・ポ〜ズ!
1組ハイ・チ〜ズ! 2組ハイ・ポ〜ズ!


 当事務所は、引き続き、豊川・矢作川流域での総合学習を支援していきます。


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