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トップページ道路政策・事業の評価評価箇所一覧表中津川バイパス
国道19号 中津川バイパス

事業の必要性−A投資効果

  混雑の緩和
 中津川バイパスの整備により、旧19号の交通量は減少し、混雑は緩和(混雑度<1.0)されています。さらに、バイパスの市街地迂回の効果により、中津川市域の交通量の増加に影響されず、混雑の少ない、ほぼ一定の交通量を保つことができています。
 また、中津川バイパスの2車線区間については、4車線化(完成)することにより着実に混雑が緩和されています。
 しかし、現在2車線の区間は混雑が解消されず、混雑度は1.0を超過しており、この混雑を緩和するためには引き続き4車線化が必要です。
混雑度
の推移
グラフ1
交通量
の推移
グラフ2

   地域活性化への支援

 a) 中津川市の人口及び昼間人口
 中津川バイパスの整備にともなって、昼間人口及び常住人口ともに増加しています。
 さらに、中津川市への流入人口および中津川市からの流出人口ともに増加してしています。
 これは、中津川市内の通勤・通学圏が市外に拡大する等、中津川バイパスの整備による定時制の向上等が寄与していると考えられます。
グラフ3

 b) 物流施設集中地区(青木ヶ原地区)の活性化
 中津川中核工業団地及び東濃東地方卸売市場をはじめとする物流施設が集中して立地している青木ヶ原地区の入り込み客及び従業員の通勤圏は、約6割(中津川市内を除く)が国道19号に依存しており、同地区の活性化を支援します。
地図1

 c) 救急活動の支援(中津川市民病院)
 中津川市北部から中津川市民病院への患者輸送経路は、定時制を確保するため、市街地を迂回するルートととして中津川バイパスを利用するルートが期待されています。
地図2

 d) 災害に強い道路体系の確立
  1. 本路線により中央自動車道の各インターチェンジが有機的に結ばれ、中津川バイパスにおいては、中津川インターチェンジを介して全国交通ネットワークと連絡することにより、地域の発展に大きく寄与します。
  2. また、東濃地域にとって本路線は、中央自動車道の災害等交通障害発生時に、その機能を代替することができる唯一の路線です。
地図3

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