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タイトル「庄内川流域の災害」
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小見出し「庄内川流域での災害」
 庄内川直轄砂防流域では、古くから陶土の採掘を目的とした流域の改変や、陶磁器を焼くための燃料としての森林の伐採が行われ、流域の地形、地質、気象と相まって、これまで多くの土砂災害、水害が発生しており、明治時代には10回に及ぶ洪水記録があります。近年の災害の中で特に被害が大きかったのは、昭和32年8月に発生した災害で、死者8名、負傷28名、家屋全半壊134戸という大災害となっています。

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昭和32年8月土岐市における土砂災害
近年の主な災害(庄内川流域)
年月日
内容
昭和20年10月4日 土岐川洪水被害。上流河川の被害甚大。
昭和24年9月20日 土岐川各支川で洪水による被害。3日間の連続雨量237mm。
昭和32年8月7日 集中豪雨による被害。多治見で連続雨量476.9mm。妻木で378.4mm。死者8名、負傷者28名、家屋全半壊134戸。
昭和36年6月27日 集中豪雨による被害。3日間雨量306mm。土岐川多治見の水位約4m。家屋全半壊3戸。
昭和42年7月9日 集中豪雨による被害。土岐川で洪水。多治見で最高水位3.55m。家屋倒壊2戸。
昭和47年7月12日 梅雨前線による豪雨被害。小里川、佐々木川、肥田川上流に大災害。土岐川沿川各所にも被害。負傷4名、家屋倒壊5戸。
昭和50年7月4日 梅雨前線による豪雨被害。妻木で24時間雨量152mm。土岐川・多治見の最高水位4.46m。死者1名、負傷5名、家屋倒壊12戸。
平成元年9月20日 台風22号による被害。24時間雨量167mm。土岐川駄知町西山で土砂崩れ。死者1名、家屋倒壊1戸。
平成11年6月27日
〜7月3日
梅雨前線による豪雨被害。6月30日の午前1時から2時にかけて時間雨量46mm。土砂流出、法面崩壊、斜面崩壊等の災害が発生した。
平成12年9月11日
〜12日
台風14号による被害。多治見で連続雨量390mm。多治見市で床上・床下浸水119戸、住宅の一部破損1戸、土岐市では床上・床下浸水4戸の被害が発生。土砂崩れなどにより道路の通行止め等の被害が各所で発生。
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