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タイトル「木曽川流域の概要」
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いろいろな人の知恵と思いが木曽谷の生活を守っていきます。
小見出し「地形」
大きな起伏の山岳地帯
 

 木曽川直轄砂防の流域は、中央アルプスから、恵那山に連なる木曽山脈にかけて、標高1,500m〜3,000m級の山々に囲まれています。これらを源とし、木曽川本川の東側に位置する滑川、伊奈川、与川、蘭川、落合川、子野川、中津川流域などが木曽川直轄砂防流域になります。これら河川はいずれも河床勾配が急で、多くの土砂が山地部から流れ出しています。
 この流域は、木曽川左岸沿いの南北42km、東西約10kmの範囲で、流域面積は木曽川直轄砂防管内全体で538平方kmになります。


河川名
流路延長
(km)
流域面積
(平方Km)
平均河床
勾配
滑川
Namekawa
12.0
26.2
1/5.4
伊奈川
Inakawa
21.6
120.3
1/8.1
与川
Yokawa
13.5
47.2
1/8.3
蘭川
Araragigawa
17.0
72.0
1/10.6
落合川
Ochiaigawa
14.0
62.7
1/7.4
子野川
Konogawa
5.2
7.7
1/10
中津川
Nakatsugawa
22.0
82.8
1/11.4
残流域
-
119.3
-

 

【木曽川管内地質図】
イラスト地図
小見出し「地質」 土石流の発生しやすい地域  
木曽川直轄砂防流域の各河川の源である中央アルプスの地質は、大半が花崗岩類の岩石で形成されています。木曽川に沿って上松町から南木曽町まで連続して分布し、中津川市でも中津川中流部を中心に分布しています。これらの花崗岩地帯は風化のため崩壊地が多く、特に駒ヶ岳から南駒ヶ岳付近および恵那山付近に多く分布しています。
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