矢田川左岸堤防で堤防強化工事を行っています。

目的・・・・・・・ 大雨や台風時に、河川水位の上昇と降雨の継続によって堤防内に進入した水位が上昇し続けることにより、堤防が弱くなり決壊がおきては大変です。そこで今回、名古屋市北区中切町内で堤防内部の水位を上昇させないことや堤防内部で上昇した水位を下げるための堤防強化工事を行っています。 位置図
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施工内容・・・ ・堤防の斜面勾配を緩くして堤防の断面を拡大します(断面拡大工法)
・堤防に浸透した水を速やかに排水できるようにします(ドレーン工法)
・堤防に浸透する雨水を少なくなるようにします(粘性土による被覆土)
以上の方法を組み合わせて堤防の強化を行います。
施工時期・・・ 平成22年11月5日~平成23年6月15日
(堤防に関する工事は5月31日まで)
施工箇所・・・ 今回の施工箇所は、名古屋市北区中切町5丁目~6丁目の矢田川左岸堤防です。 
(国道41号の新川中橋の下流側です、矢田川左岸0.8k+182.7m~1.4k+42.6m)

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下記の写真は、工事着手から2月末までの現場の様子です。(現場の中間付近を下流から上流を見て撮影しています)


工事を実施するために12月13日から
坂路を通行止にしています
(12月末撮影)

ドレーンを設置するために
掘削を行っています
(1月末撮影)

吸出防止材(厚さ2cmの不織布)と
5cm~15cmの石でドレーンをつくっています
(2月末撮影)

今後は被覆土などの盛土を行い、斜面に芝を植えます。そして坂路の舗装を行います。工事は、平成23年6月15日頃完成の予定です。