東北地方太平洋沖地震への緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)・リエゾン(災害対策現地情報連絡員)・災害対策用支援車両の派遣について

テックフォース派遣 第1班 (3月12日~3月16日)



 東北地方太平洋沖地震に対する支援として、中部地方整備局緊急災害対策派遣隊TEC-FORCE(テックフォース)を、3月12日 (土)に庄内川河川事務所から6名を派遣しました。

髙橋所長あいさつ

事務局より説明中

3月16日(水)まで仙台河川国道事務所管内の阿武隈川河口部にて、被災状況の緊急復旧にむけた被災地状況調査を実施をし、3月16日(水)に帰着しました。

災害対策用支援車両派遣(3月14日~)


 東北地方太平洋沖地震に対する支援として、3月14日(月)に庄内川河川事務所から、災害対策用支援車両(排水ポンプ車3台・照明車2台)を派遣しました。

グループワーキング グループワーキング
ワーキング成果の発表


3月17日現在の活動状況報告



リエゾン(災害対策現地情報連絡員)の派遣について(3月21日~3月29日)

  東北地方太平洋沖地震に対する支援として、リエゾン(災害対策現地情報連絡員)を、3月21日(日)~3月29日(火)に庄内川河川事務所から岩手県大槌町へ5名を派遣しました。

※ リエゾンとは…Liaison、「つなぐ」という意味のフランス語。
災害対策情報の収集及び支援の調整を図るため、自治体に派遣される国土交通省の職員を指します。
 
 岩手県上閉伊郡大槌町にてリエゾン(災害対策現地情報連絡員)として現地の被災状況や復旧 状況等の情報収集を行い、町の災対本部が進める応急復旧を支援するため、復旧作業に必要となる資材や、避難者用の仮設ハウス、仮設トイレ等の提供、町役場の仮庁舎の設置に関する要望等について、東北地方整備局災害対策本部との間で調整を行い、町の復旧活動を支援しました。
位置図 活動場所
大槌町被災状況 町役場被災状況
活動状況
(災害対策支援車内:岩手県・大槌町との情報交換)
活動状況
(大槌町・自衛隊・土工協との仮設庁舎設置についての打合せ)
仮設ハウス設置状況 物集集約拠点設置状況

 
※4月1日に町役場仮庁舎が設置開始されました


テックフォース派遣 第2班 (4月6日~4月12日)

 東北地方太平洋沖地震に対する支援として、中部地方整備局緊急災害対策派遣隊TEC-FORCE(テックフォース)Ku-sat情報連絡班として、4月6日 (水)~4月12日(火)に庄内川河川事務所から3名を派遣しました。       

 岩手県宮古市のおもえ小規模多機能支援センターにて衛星電話(Ku-sat)を設置し、無料での貸し出しをおこないました。現地ではNTTによる無料電話の設置が行われておらず、地域の住民の貴重な連絡手段となりました

   
※Ku-satとは…衛星小型画像伝送装置の略であり、電話や映像を衛星を使って送ることができる装置である。
 小型軽量で人による持ち運びが可能なため、災害初動時や、衛星通信車では入り込むことができない山間部等をカバーすることが可能である

                                    


おもえ小規模多機能支援センター   (Ku-Sat設置状況)
    津波が堤防を乗り越え波にさらわれ陸側も被災している

堤防の陸側
堤防の海側

4月18日現在の災害対策用支援車の活動状況報告

宮城県東松島市で排水ポンプ車2台、福島県相馬市で照明車1台と排水ポンプ車1台が稼働中です。


3/28 照明車の活動状況
(宮城県大崎市)
3/30 排水ポンプ車の活動状況
(宮城県東松島市)