皆さんと協議を重ねた整備案 河川敷整備の完成を確認 ~第5回多治見かわまちづくり協議会~

■河川敷を交流・憩いの場として整備

 「多治見かわまちづくり協議会」は、観光による賑わいや市民の憩いの場として土岐川を活用するため、地域住民と一体となって多治見橋上流周辺の水 辺環境の整備や利活用等を推進することを目的に、河川・環境関係者、教育関係者、産業観光関係者、地元自治会と行政により組織されています。
平成21年3月の第1回開催以降、多治見橋上流右岸の中電跡地と隣接する記念橋までの土岐川河川敷を観光客や市民の交流・憩いの場として整備することについて協議を進め、今回で5回目を数えます。
  河川敷の整備については、協議会での意見を踏まえ、遊歩道や親水護岸などの整備が進められ、平成22年5月に完成しました。

多治見橋下流右岸

多治見橋より上流右岸を望む
 

■市民の夢や想いを盛り込んで

 平成22年7月22日(木)、多治見市学習館にて「第5回多治見かわまちづくり協議会」が開催されました。
今回の協議会では、河川護岸整備の完了報告、自然再生(礫河原)試験施工、道路工事計画、中電跡地整備(広場)計画、多治見橋改修工事計画について意見交換が行われました。
 河川護岸整備の完了報告では、平面図・断面図や整備前後の状況写真などの資料をもとに説明が行われ、自然再生(礫河原)試験施工については、礫河原を維持していくための植生現地調査の報告がされました。
  中電跡地に隣接する道路工事計画や多治見橋改修計画については、関係各所との連携を図りながら進めていくとの確認がなされました。中電跡地整備(広場)計 画については、地域の意見を具体的に反映させる分科会などによって、市民の夢や想いを盛り込んだ広場を創造していくことが確認されました。

協議会の状況

■護岸整備完了現場を視察  


 協議会終了後は、完成した護岸整備箇所を見学しました。今年国内最高の39.4度まで上昇した多治見市の猛暑にも拘わらず、委員の皆さんには遊歩道や階段護岸、礫河原などの出来映えを熱心に視察頂きました。

現地視察

現地視察