秋景色の小里川ダム湖を満喫『2010小里川ダム湖周ウォーキング』が開催されました。

さわやかな秋空の下、ダム湖を歩く 
 小里川ダムは平成9年に「地域に開かれたダム」に指定され、自然を活かしたレクリエーション活動の場としてダム周辺整備を行っており、ダム湖を一周する ウォーキングコースがあります。
 平成22年11月7日(日)、里山地域のウォーキングを通じて「里山保全の重要さ」を理解していただくことを目的に、小里川ダム里山教室が『2010小 里川ダム湖周ウォーキング』を開催しました。気持ちよい秋空のもと、岐阜県はもとより愛知県、三重県など広範囲の地域から105人の方々が集り、小里川ダ ム湖芝生広場をスタート&ゴールとする小里川ダム湖1周ウォーキングに参加されました。 

さわやかな秋空の下、ダム湖を歩く
 小里川ダム湖1周コースは約8kmあります。今回のイベントはただ歩くだけでなく、コースの途中で見所説明やイベントが用意され、約5時間かけて楽しく 1周できるようになっています。10人前後を1グループとして同色のバンダナを巻き、地域のボランティア団体のスタッフが案内人となって 引率します。
 小里川ダムでは堤体内を見学し、間近で見る巨大なダムの景観を楽しんでいただきました。また「水と街道」活動 団体連絡会によるパネル展示や、小里川ダム里山教室によるネイチャーゲームの体験などによって、楽しみながら植物の特徴を覚えたり、ダム湖周辺の歴史に想 いを馳せたりしました。
 ゴールでは庄内川河川事務所職員によるパネルを使った小里川ダムの説明がありました。その他に「農業農村クイズ」があり、正解数に応じて土岐川最上流の 瑞浪市で生産されている「コシヒカリ阿・吽米」がプレゼントされました。最後に、大鍋いっぱいに用意された地元食材を使った「こだわりトン汁」を食べ、一 日の疲れも吹き飛んだようです。 


みのり財布まつりも開催 
 小里川ダムに近い稲津町にある荷機(かき)稲荷神社では、同日「みのり財布まつり」が開催されました。景気回復を願って、愛用した財布の供養や、のど自 慢大会、陶器製の『みのり財布』の中に入った現金の金額当てクイズなどがあり、多くの参拝客が集りました。庄内川河川事務所としては、小里川ダムの機能等 のクイズを行い、約200名以上の方々に挑戦して頂きました。
 山肌が紅葉に染まり始めた秋の一日、ウォーキングに、神社のまつりにと、小里川ダムの周りは終日楽しそうな歓声に包まれました。