「第9回 みなと川まちづくりを考える会」を開催。

庄内川河口部の水辺空間の利活用を考える 
 「みなと川まちづくりを考える会」は、庄内川の河口部を地域住民にとって、身近な水辺空間として整備および利活用していこうと、名古屋市港区の庄内川沿川の明徳・当知・高木・神宮寺・港西・稲永・野跡・南陽学区の区政協力委員長の方々と、港区小学校長会会長、港区役所区民生活部まちづくり推進室等により組織され、一昨年度から協議を重ねています。
 平成22年9月7日(火)名古屋市港区役所で開催された「第9回みなと川まちづくりを考える会」では、春に行われたクリーン大作戦の報告、10月23日(土)に予定されている秋のクリーン大作戦の確認、および今年度の環境整備工事や今後の水辺活用について意見交換がされました。

東海豪雨10年の集い

きれいで安全な水辺空間にするためには
 クリーン大作戦の参加者は「みなと川まちづくりを考える会」が主催となった2009年春以降は1000人を超える規模となり、回を重ねるごとに右肩上がりの増加となっています。
 今年度の環境整備工事については、堤防内の河川敷への通路設置、川に降りるアクセス階段を今年度下半期に新設することについて報告がされました。
 また今後の利活用について、矢田川「子どもの水辺」や清須市の「みずとぴぁ庄内」の活動を参考事例として紹介し、水辺の活用プログラムやヨシ原の利活用などについて意見交換されました。
  この中では、「水辺を子どもの遊び場として安心して利用するためには、きれいな水質、交通の安全、衛生面の配慮など、条件をしっかり整備する必要がある」などのご意見をいただきました。こうした地域のみなさんの声と知恵、ご協力を、今後の水辺空間の利活用に役立てたいと願っています。