水辺の利活用について意見交換 ~ 第9回矢田川子どもの水辺協議会 ~

  平成22年7月14日(水)、みずとぴぁ庄内(清須市)にて、「第9回矢田川子どもの水辺協議会」が開催されました。この協議会では、「矢田川子どもの水辺」(下記参照)のよりよい運用を目指しています。
  今回の協議会では、今年度の「矢田川子どもの水辺」の利活用計画を中心に意見交換をしました。今年度は既に2つの小学校の総合学習で子どもたち約110名に活用されていること、参加小学校からは、「体験して楽しかった」「おもしろかった」などの子どもたちの声が紹介され、活動の場として今後も期待されている旨の意見がありました。また、10月開催予定の「矢田川あそび2010」について、実施確認と協力要請がなされました。


第9回矢田川子どもの水辺協議会

  昨年度までの課題については、施設内に堆積した土砂対策を今年度実験的に実施すること、地域が協働で良好な水辺環境を維持していく活動について、本協議会の企画部会である実行委員会の中で議論していくこととしました。
  また、水辺の安全な利活用のためのメール配信システム、名古屋市の夢なごや400「魅力」部門コンテスト応募などについて報告がありました。
  協議会では、頂いたご意見を参考に、地域の皆さまに親しまれる水辺として活用を図っていく予定です。


「矢田川子どもの水辺」について


「矢田川子どもの水辺」活動状況 平成22年7月1日撮影

  名古屋市街地に残された貴重な自然空間として、地域からの要望を受け、H18年9月に周辺地域の名古屋市区政協力委員長・小学校長、市民団体、学識者、自治体、河川管理者からなる「矢田川子どもの水辺協議会」を発足し、地域の子ども達に河川での自然体験に親しんでもらうため、多自然川づくりの技術も取り入れ、生物多様性の維持に配慮しながら整備(H20年3月完成)した。
  子どもたちの遊び・学習の場の他、研究機関にも活用されている。