流域関係団体による連絡会議を開催
平成22年6月24日(水)、河川の安全に関わる情報や意
見を交換する『土岐川・庄内川安全な河川利用連絡会』が、みずとぴあ庄内(清須市庄内川水防センター)で開催されました。
私たちの川が安全に利用されるためには、流域市民と自治体が共通の認識に基づいて情報を共有し、共同で対応策を実施していく事が大切です。そのため、流
域の市民団体、関係自治体が一体となった『土岐川・庄内川安全な河川利用連絡会』が設置され、平成17年からこれまで各種の取り組みが行われてきました。
会を構成するのは、庄内川河川事務所を事務局として、流域の警察・消防・教育・建設・都市整備・土木など各種自治体組織をはじめ、河川に関連して活動を
行なっている市民団体、漁業協同組合などで、当日は各団体の代表約50名が一堂に会しました。
点検や取り組みなど、安全に関する情報を発表
連絡会長を務める高橋庄内川河川事務所長の挨拶を皮切りに、さっそく本連絡会の経緯とこれまでの取り組み、平成22年度安全利用点検の報告、水難事故へ
の対応・防止に向けた取り組み事例、今後の取り組みなどが発表されました。
近年の水難事故の具体例、水難事故防止リーフレットや安全利用マップの作成・配布、安全点検パトロールの概要、多治見市・春日井市の消防本部が対応した
事案などについて、プロジェクターによる映像とともに、手元に配られた写真とデータ資料で解説し、出席者にお知らせしました。
自分の身の安全確保は、自己責任
川を利用するにあたっては、自由使用が原則で、それはつまり「自分の身の安全を確保するのは自己の責任である」ということです。そのためには、川をよく知り、天候などの情報をタイムリーにキャッチすることが重要です。
事務局からは、庄内川河川事務所のホームページを積極的に活用し、情報チェックやチラシのダウンロードを呼びかけました。
最後に、出席者からの自由な発言として、河川敷の草刈りをはじめとする関係機関や子どもたちに残したい豊かな川への期待などの話題が提供されました。