庄内川河川事務所では毎年、工学・土木系の学生を対象に、さまざまな業務の体験を通して河川の行政の役割を理解していただくことを目的として、実 習生を受け入れています。今年も二人が当事務所で実習を行いました。２週 間という短い実習期間でしたが、なるべく幅広く体験してもらえるよう技術系（工務課、管理課、調査・品質確保課など）各課の実務作業に携わるメニューを組み、 その実習を終えた二人 が、9月3日（金）に報告を行いました。

フィールド調査や視察、会議などを体験　
　報告会ではそれぞれ、フィールド調査や視察、会議などの実習の内容について取りまとめたレポートをプロジェクターで投影しながら説明し、指導された内容 に ついて感じたことなどを発表しました。
　二人の実習生は「まったく経験のない世界にビックリし、業務遂行の難しさや大変さを実感しました。」や「授業で学ん だことを実際に自分の目で確認できたことはとても意義深いものでした。仕事の手順の煩雑さ、大変さが身にしみてわかりました。」と、大学では味わえない貴 重な体験ができた感想を述べました。

体験を今後の勉学と将来にいかして
　報告後の座談会では、直接指導に携わった職員が指導の意図を説明し、今後に役立つアドバイスなどを二人におくりました。
　この実習体験をキャンパスに戻った後の勉学に役立たせ、学生生活の目標達成や将来の進路・就職選択に役立てていただくことができれば幸いです。