「2019秋の藤前干潟クリーン大作戦」を開催!藤前干潟一帯の10会場で清掃活動の支援を実施しました

 毎年、春と秋に開催され、今回で第31回目を迎える「藤前干潟クリーン大作戦」が、10月26日(土)に名古屋市港区の藤前干潟、庄内川及び新川の河口付近において開催されました。
 また同時開催として、港区の庄内川に接する地元学区(自治会)においては、「川と海のクリーン大作戦」の一環となる清掃活動も実施されました。
 この日は、藤前干潟一帯の10会場で1,570名の参加があり、45Lごみ袋で1,495袋のゴミを収拾しました。

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★【中堤メイン会場】
 今秋も、庄内川・新川中堤防及び藤前会場において、市民団体で組織される藤前干潟クリーン大作戦実行委員会主催の「藤前干潟クリーン大作戦」が開催されました。またこの活動は、庄内川河川事務所が呼びかけている「川と海のクリーン大作戦」の一環にもなっています。
 前日は、開催が心配されるほどの大雨となりましたが、当日は青空が美しい秋晴れとなり、愛知県だけではなく上下流交流の一環として、岐阜県多治見市の中学生や恵那市三郷町の皆さんや県外からもたくさんの企業や市民団体、学生など580人が参加。参加者を6班に分けて、それぞれが中堤の区域ごとにゴミを集め、678袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収しました。
 清掃活動後には、メインの中堤会場において交流会が行われました。

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前日の大雨の影響が残る会場にも関わらず市民
団体・企業・家族単位での参加者が集いました

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始まりの会
活動での注意事項やゴミ分別について説明する
事務局・鈴木さん

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激励に駆けつけてくださった
衆議院議員・工藤彰三議員

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緊急時に備え会場で待機してくださった
愛知保険医協会の菊池医師

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参加者のみなさんを第1班は0.2k付近、第2班~6班までは
2.1k~3.4k(明徳橋・日ノ出橋)までの6班に分け清掃活動を実施

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それぞれが担当した区間で
安全面に注意しながらゴミ拾い

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斜面の下で集めたゴミは
カゴにロープを付けて引き上げ

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不燃・可燃だけではなく発火性のあるライターや
ガスボンベなどの危険物もきちんと分別

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作業の合間に水分補給
みなさんにお茶が配られました

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6ヵ所それぞれにみんなで拾い集めた大きなゴミの山ができました

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中堤防先端付近の新川側でヨシ原に沈み込むように重なっていた
ペットボトルやゴミも作業後は土が見えるほどきれいに

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交流会で司会進行役を務めた
名古屋市野鳥観察館・野村さん

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交流会で挨拶する藤前干潟クリーン大作戦
実行委員会・坂野委員長

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参加者のみなさんに感謝の意を述べる
庄内川河川事務所・西田事務所長

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交流会で挨拶する環境省中部地方環境事務所
統括自然保護企画官・酒向さん

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活動に参加し交流会で挨拶する
愛知県議会議員・直江弘文議員

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活動に参加し交流会で挨拶する
庄内川の上流に位置する恵那市三郷町からの参加者

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中部大学の学生と多治見市北陵中学校・笠原中学校の
みなさんが庄内川の上中下流部の水質検査結果を発表

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テレビ愛知の取材を受ける
事務局・鈴木さん

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恵那市で同日に開催された「環境フェア」に
クリーン作戦の状況をライブ中継している
中部大学ボランティアNPOセンターの
大石さん(左)と小林さん(右)

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歌とギターで会場を盛り上げてくださった
毎回おなじみの長谷川パンダさん

★【港区学区会場】
 「川と海のクリーン大作戦」の一環として、「藤前干潟クリーン大作戦」と同時開催している庄内川河口部の地元自治会の5学区(明徳学区、当知学区、高木学区、神宮寺学区、港西学区)において、地域のみなさんを始め、行政、企業等で構成している庄内川災害対策協力会*注 等が協働により清掃活動を実施しました。当日の学区会場では、323人が参加し、289袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収することができました。

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明徳学区の清掃の様子

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当知学区の清掃の様子

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高木学区の清掃の様子

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神宮寺学区の清掃の様子

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港西学区の清掃の様子

 

ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
次回は令和2年5月23日(土)に開催を予定しています。
来春の開催にも、多数のみなさんの参加とご協力をお願いいたします!

*注 一般社団法人庄内川災害対策協力会は、庄内川河川事務所が管理する庄内川で豪雨・洪水・高潮・地震又はその他の、異常な自然現象により災害が発生した際の、河川施設の応急対策等に協力することを目的として組織された、地域の建設業者36社から構成される団体です。