川遊びを通して自然と親しむ【光和幼稚園の川あそび体験を支援しました】

 庄内川河川事務所では、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。9月10日(火)には、「矢田川子どもの水辺」で、名古屋市北区にある光和幼稚園の年長組(5~6歳児)2クラス60名の川あそび体験を支援しました。会場となった「矢田川子どもの水辺」は、草刈りなどで整備し、さらに当日は早朝から安全確保のための会場準備を行い、ジャブジャブ川歩きや水生生物をタモ網で捕獲するガサガサ探検、お魚ふれあいウォッチングなどをサポートしました。

●開催場所: 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」
●観察指導: NPO法人 土岐川・庄内川サポートセンター

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ロープで囲われた安全な範囲内でサポートの人に見守られながら
みんな元気にガサガサ探検


≪ジャブジャブ川に入って楽しい川遊び!≫
 当日は、気温35度を超える猛暑日となりましたが、スクールバス2台に乗って、光和幼稚園の年長組の園児たちが、引率の先生と一緒に「矢田川子どもの水辺」にやってきました。川遊び用の靴を履いて会場にやってきた園児たちは、そのまま元気に歩いて中洲に渡り、全員が安全のためライフジャケットを着せてもらい、川遊び体験の始まりです。
 最初は水に慣れるために、浅瀬をジャブジャブ歩く川歩きにチャレンジ。一列に並んで、心地よい流れの中を、ジャブジャブ歩いて川の流れを楽しみました。その後、タモ網の使い方を教わり、サポートのみなさんに助けてもらいながら、川の流れの中で水生生物とりに挑戦。捕まえた水生生物は水槽に入れて観察し、名前や特徴なども教えてもらいました。またタライに入った、ウナギや大きなフナにタッチするお魚タッチや、間近での小魚観察も楽しみました。
 引率の園長先生からは、「幼稚園から出て、地元の川と触れ合うことは、なかなかできないことなので、とても有意義な良い経験をさせてもらえた思っています。安全のためのサポートもしていただけて、ありがたいですね。」とのお言葉をいただきました。


会場準備・園児到着

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会場となった中洲には
簡易トイレも準備されました

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スクールバスから降りて
元気に中洲に渡りました

川遊びの注意点について

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庄内川河川事務所調査課・渡辺地域連携グループ長からの注意点と
サポートのみなさんの紹介を行儀よく聞く園児たち

ジャブジャブ川歩き

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ライフジャケットの着方を教わってから全員がライフジャケットを着用

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サポートのみなさんに見守られてジャブジャブ川歩き「冷たくないね!!」「楽しいな!」

ガサガサ探検

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「すごい、いたいた!」「何かいたよ!」「捕まえた!」「これ何ですか?」
捕り方を教えてもらいながら、みんな楽しい川遊びに夢中!

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みんなで捕まえたお魚を見せてもらい
講師の池田さんから名前も教えてもらいました

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水槽の近くに寄って
お魚を間近で観察しました

お魚タッチプール

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大きなたらいに入ったウナギにタッチ!
「ぬるぬるしてるよ」「楽しいな」

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大きなフナにも勇気を出してタッチ
「捕まえたよ!」「すごいね」

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みんなで捕まえた小魚にもタッチ
「可愛いね」「こわくないよ」

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タッチした大きなフナを川に放流
「ありがとう」「また来てね」

安全講話&帰園

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庄内川河川事務所調査課 渡辺地域連携グループ長から
安全講話がありました

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「ありがとうございました!」
園児たちからお礼の言葉をいただきました

●令和元年9月10日(火) 晴れ 気温35℃
 水温28.5℃  水質調査 pH8.0(パックテスト)  COD 4.0(パックテスト)  透視度 80cm

●捕れた生物(13種類)
 オイカワ、フナ、カダヤシ、ブラックバス、コウライモロコ、カマツカ、ウキゴリ、ヌマエビ属、モクズガニ、
 ヤゴ(ハグロトンボ)、ヤゴ(アカネ)、ヤゴ(コヤマトンボ)、ウシガエル