8月25日(日)に名古屋市東区「矢田川橋緑地」において自然体験イベント「矢田川あそび2019」を開催しました。
このイベントは、平成21年より毎年開催しているもので、地元の子ども達が、ガサガサ調査(魚捕り)や水質調査などの体験を通して、ふるさとの川「矢田川」の環境について考える、良い機会になることを願って開催しています。
当日は、30℃を超える真夏日となりましたが、111名(子ども59名と保護者52名)の参加者が集い、元気に川遊びを楽しみました。
●日時: | 令和元年8月25日(日) 9時30分~11時45分 |
●開催場所: | 「矢田川橋緑地」東区矢田 矢田川橋下流 |
●主催: | 矢田川子どもの水辺協議会 矢田川あそび実行委員会 |
●構成員: | 区政協力委員長(東区の関係学区)、東区役所、国土交通省庄内川河川事務所 |
矢田川橋から見た会場風景
≪小学生親子111名が川遊びを体験≫
当日は、実行委員会、イベントスタッフで会場を準備。参加者のために、いくつもの休憩用テントを用意しました。
開会式では、梅本実行委員長の挨拶があり、川遊びの注意点が説明された後、参加者全員で「ガサガササ調査(水生生物調査)」にチャレンジ。その後、みんなで捕まえた水生生物を水槽に入れて観察し説明を聞く「お魚ウォッチング」グループと、ライフジャケットを着用してビニール製ボートで川を下る「ボート遊び」グループに分かれ、それぞれ交互に入れ替わって川あそび体験を楽しみました。また、透視度計を使って矢田川の水と水道水の濁り具合を見比べたり、パックテスト(簡易水質検査)による水質調査も行いました。
今回はじめて名城大学の学生6名がボランティアスタッフとして参加し、参加者とふれあっていただきました。
会場準備&開会式
早朝から川の両岸にそれぞれの
活動拠点が準備されました
会場での受付風景
開会式で挨拶する東区会場実行委員長で
矢田学区区政協力委員会の梅本委員長
多くの参加者が集まった開会式
みんなの前でライフジャケットの着方を説明
ガサガサ調査(水生生物捕獲)・お魚ウォッチング(生物説明・お魚タッチ)
タモ網とバケツを受け取り川に入って
ガサガサ調査スタート
親子で仲良く水生生物捕獲に
チャレンジ!
みんなで捕まえた水生生物を集めて水槽で観察
講師の間野さんから名前や特徴を教わりました
タライに入れられた大きなフナにタッチ
「やった、さわれた!」「こわくないよ」
水質調査
庄内川河川事務所の職員が水質調査について説明
「水道水」と「矢田川の水」を見比べ透視度を測定しました
パックテスト(簡易水質検査)で矢田川の水質検査にも挑戦
自分で測定した調査結果をひとりひとりシールを表に貼りました
ボートで川遊び
ボートに乗る子どもたちは全員がライフジャケットを着用
それぞれ自分が乗りたいビニール製ボートで川下りを満喫!「流れるよ~」「気持ちいいね」楽しそうな声が飛び交いました
活動の合間には用意されたテントの下で
きちんと水分補給も忘れずに
参加者を見守る
庄内川河川事務所・西田事務所長
閉会式
安全な河川の利用について説明する
庄内川河川事務所・西田事務所長
閉会式で挨拶する
砂田橋学区区政協力委員会の藤井委員長
閉会式に参加してくださった
参加者のみなさん