「矢田川あそび2019(北区)」を開催 ~矢田川近隣の小学生親子が参加し、自然体験を楽しみました~

 8月3日(土)に名古屋市北区「矢田川子どもの水辺」において自然体験イベント「矢田川あそび2019」を開催しました。
 このイベントは、平成21年より毎年開催しているもので、地元の子ども達が、ガサガサ調査(魚捕り)や水質調査などの体験を通して、ふるさとの川「矢田川」の環境について考える、良い機会となることを願って開催しています。
 当日は、35℃を超える猛暑日となりましたが、215名(子ども118名と保護者97名)の参加者が集い、元気に川遊びを楽しみました。

●日時: 令和元年8月3日(土) 9時30分~11時45分
●開催場所: 矢田川子どもの水辺(名古屋市北区成願寺町 ふれあい橋下流右岸)
●主催: 矢田川子どもの水辺協議会 矢田川あそび実行委員会
●構成員: 区政協力委員長(北区の関係学区)、庄内川川ナビ歩こう会、矢田・庄内川をきれいにする会、川中水辺の会、
北区役所、国土交通省庄内川河川事務所

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ふれあい橋から見た会場風景


≪小学生親子215名が川遊びを体験≫
 猛暑日となった当日、実行委員会、イベントスタッフで会場を準備。参加者のために、いくつもの休憩用テント、ミストシャワー等を用意し、熱中症対策を工夫しました。
 開会式では、大西実行委員長の挨拶があり、川遊びの注意点が説明された後、参加者全員で「ガサガサ調査(水生生物調査)」にチャレンジ。その後、みんなで捕まえた水生生物を水槽に入れて観察し説明を聞く「お魚ウォッチング」グループと、ライフジャケットを着用してビニール製ボートで川を下る「ボート遊び」グループに分かれ、それぞれ交互に入れ替わって川あそび体験を楽しみました。また、透視度計を使って矢田川の水と水道水の濁り具合を見比べたり、パックテスト(簡易水質検査)による水質調査も行いました。
 参加者からは、「とても楽しかった!」「こんなに身近に楽しめる自然があるとは知らなかった。親子で楽しめました。」「とにかく楽しかった。また参加したい。」との感想をいただきました。
 今回はじめて中部大学の学生6名がボランティアスタッフとして参加し、参加者とふれあっていただきました。


会場風景&猛暑対策

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中州を見渡せる位置から参加者を見守る
本部スタッフのみなさん

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活動拠点となった中州にはいくつものテントを張って
日陰と休憩スペースを確保

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ミスト効果で少しでも涼しさを得るため
会場でホースによる水まきも実施

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テントの下が休憩や水分補給のための
くつろぎスペースに

ガサガサ調査(水生生物捕獲)・お魚ウォッチング(生物説明・お魚タッチ)

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流れが心地よい川に入って
親子で仲良くガサガサ調査

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捕まえた水生生物を入れた水槽の前に集まり
講師の佐藤さんから名前や特徴など教えてもらいました

活動状況7

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大きなタライに入れたウナギやフナにタッチ
「ぬるぬるしてるよ」「捕まえた!」「でっかいねー」パパも一緒にフナにタッチ!

水質調査

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庄内川河川事務所の職員が水質調査について説明
「水道水」と「矢田川の水」を見比べ透視度を測定しました

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パックテスト(簡易水質検査)で矢田川の水質検査にも挑戦
みんなで測ったpH8(水素イオン濃度)はお魚が住める環境であることを発表しました

ボート遊び

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ボートに乗る子どもたちは
全員がライフジャケットを着用

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それぞれ自分が乗りたいビニール製ボートを選んで
楽しい川下りを満喫!

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イルカやクジラ、ボートに乗って川下り
「わぁー流れてる」「気持ちいいね」ボートを引いて歩いてるママやパパも楽しそう

閉会式

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11年目の開催で参加人数が最多と報告する
川中学区区政協力委員会・神野委員長

活動状況18
無事に開催できたことに感謝する
北区会場の大西実行委員長

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閉会式に参加してくださった
参加者のみなさん