毎年7月21日~31日は「森と湖に親しむ旬間」と定められ、森林やダム等の重要性について理解を深めていただくことを目的として、全国各地のダムでイベントなどが開催されています。
小里川ダムでは、ボランティア団体「小里川ダム里山教室」の協力のもと、『ひんやりダム探検&わくわく里山ワークショップ』を開催。約15℃のひんやりしたダムの内部を見学し、大きな機械を間近に見ながらダムの働きについて学ぶ「ひんやりダム探検」と、普段は立ち入れない「転流工跡探検」を実施。どんぐりや木の葉、丸太などを使う工作体験を通じて、ダム周辺の自然に触れることができる「里山ワークショップ」も開催されました。
●日時:令和元年7月 | 28日(日)…(台風の影響により中止) 29日(月)… 9:00~15:00 |
真夏の小里川ダム
ひんやりダム探検
最初に管理支所前の施設案内図で
ダムの説明をする原田係長
暑さに負けず元気にダム探検に出発!
ダムに向かう途中で外観の説明を聞くみなさん
修理用ゲート巻上機を見学
ダンボールで作られた模型を使って
放流ゲートのしくみを教わりました
全員がヘルメットを着用して
普段は公開されていない
秘密基地みたいなゲート室を探検
展望テラスから見渡せる
小里川の流れや雄大な山々に感動です
非常時には地上まで直接出られるという
非常階段の長さにびっくり
ダム内の通路にはパネルがいっぱい
ダムについて学べるお勉強スペースです
広場から雄大なダムを見上げて
「でっかいね」「大きいな!」の声
管理支所での実験コーナー
用意された二種類の水のうち魚が住むことができる水はどちらなのかを調べる
パックテスト(簡易水質検査)を体験していただきました。
わくわく里山ワークショップ
押し葉で作る「葉っぱのしおり」やドングリにペインティングする「どんぐり細工」が大人気
ちびっこたちが作品作りを楽しみました
輪切りにした木にペイントした
オリジナルのコースターがステキ
希望者にメダカを配布
大切に育ててね!
転流工跡探検隊
昨年、初公開して好評を得た転流工跡を探検する「転流工跡探検隊」を今年も実施。転流工跡(仮排水路跡)とは、ダム建設の際に川の水を迂回させる地下トンネルで、ダム完成後には役目を終えた場所として立入禁止となっています。今回も、抽選で1組が探検しました。
通常は施錠してある扉を開けて
秘密の探検スタートです
専用のライト付きヘルメットをかぶって
注意深く階段を下ります
転流工の中はひんやりとした空気と静寂が広がる不思議な世界
ライトがなければ真っ暗な空間で秘密の探検気分がたっぶり味わえます