「平成30年度 土岐川・庄内川河川協力団体会議」を開催しました

 平成30年度の土岐川・庄内川河川協力団体会議を、2月7日(火)に清須市のみずとぴぁ庄内(庄内川水防センター)において開催しました。
 本会議は、各団体の活動報告、事務局からの事務連絡、意見や情報交換などを行い、各団体の今後の活動に役立ててもらうために、年に一度開催しています。

 河川協力団体指定制度とは、自発的に河川の維持、河川環境の保全等に関する活動を行う民間団体等を支援するものであり、これらの団体を河川協力団体に指定し、河川管理者と連携して活動する団体として法律上位置づけることにより、自発的な活動を促進しようとするものです。
 指定を受けた河川協力団体は、以下のような活動を行っています。

 ① 河川管理者に協力して行う河川工事又は河川の維持
 ② 河川の管理に関する情報又は資料の収集及び提供
 ③ 河川の管理に関する調査研究
 ④ 河川の管理に関する知識の普及及び啓発
 ⑤ 上記に附帯する活動

開催内容

●日  時: 平成31年2月7日(火) 14:00~15:20
●場  所: みずとぴぁ庄内(庄内川水防センター)
●出席団体: 一般社団法人庄内川災害対策協力会、河川自然環境保全復元団体リバーサイドヒーローズ、
清須・あま・大治かわまちづくり協議会、公益財団法人河川財団、庄内川・川ナビ歩こう会、
土岐川・庄内川流域ネットワーク、NPO法人明るい未来のある地域づくりを進める会、
NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会、
矢田・庄内川をきれいにする会(敬称略、指定番号順)

活動状況0
会場の様子


≪開会≫

 庄内川河川事務所長 あいさつ

≪議事≫

 1.平成30年度 中部地方整備局 登録状況

平成30年度現在の中部地方における登録数(河川協力団体 25団体、海岸協力団体 2団体)を紹介

 2.平成30年度 庄内川河川協力団体 活動報告

各河川協力団体の活動状況を紹介

 3.事務局からの連絡事項

・活動PR物品貸出状況 河川協力団体の活動PR用「専用マグネットシート」と「のぼり」の配布数を一覧表で紹介
・貸出物品在庫一覧・物品借用書 タモ網、バケツ、ライフジャケット等の貸出可能な資機材を一覧表で紹介
・H30川と海のクリーン大作戦 実施報告 参加者や参加団体、収集ゴミ量等を報告
・河川法第58条の11第1項に基づく報告書 平成30年度活動報告書の提出をお願い

 4.河川環境に関する助成等の紹介

各企業の助成制度を紹介

 5.意見交換

「今後も河川協力団体に委託できることがあればやらせてほしい。」「年度の始めに工事や整備等の予定を教えてほしい。」「生物の環境を守るために、市民団体でできること、河川事務所でやってもらえることなど、お互いにやれることを話し合っていきたい。」「管轄が県の支流についても活動ができるよう、県に対して河川協力団体の存在をきちんと示してほしい」等、貴重なご意見の数々をいただきました。

 6.その他

・平成30年5月1日から開始している「洪水情報の緊急速報メールでの配信」を紹介
・「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の概要を紹介
・バーコードを読み取ると河川情報が得られる「川あそびの注意チラシ」を紹介


活動状況1
司会進行役を務めた庄内川河川事務所
松原副所長

活動状況2
事務局を代表して挨拶する
庄内川河川事務所 西事務所長

活動状況3
協力団体の活動報告について説明する
庄内川河川事務所調査課
地域連携グループ 安井専門官

活動状況4
事務局からの連絡事項と助成金等の紹介をする
庄内川河川事務所調査課
地域連携グループ 山田グループ長

活動状況5
「川と海のクリーン大作戦」追加開催の
実施状況や協力に感謝する鈴木康平様
(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)

活動状況6
「生物保護のために官民がお互いがやれる仕組み作りを」
と提案する間野 静雄 様
(矢田・庄内川をきれいにする会)

活動状況7
県が管轄する川について岐阜県のケースを紹介する
山本真行代表
(河川自然環境保全復元団体リバーサイドヒーローズ)

活動状況8
助成金の申請や企業からの協賛を集めるなど
協議会のやりくりについて語る林巌会長
(清須・あま・大治かわまちづくり協議会)

活動状況9
「洪水情報の緊急速報メールでの配信」を紹介する
庄内川河川事務所調査課 後藤課長

活動状況10
貴重な意見や提案に感謝する
庄内川河川事務所 宮地副所長