庄内川河川事務所では、地域の皆様に防災への関心をより高めていただくため、小学生を対象とした防災教育に取り組んでいます。今回は、「平成23年9月台風15号」による多治見市内浸水被害や、西日本を中心に記録的な大雨が降り続いた「平成30年7月豪雨」、「平成30年9月北海道胆振東部地震」などでも活動した、排水ポンプ車と照明車、衛星通信車を、多治見市内の2小学校に出動させました。児童たちは、実際に自分で照明車のアームを操作したり、排水ポンプ車や衛星通信車の威力を間近で確認することで、災害対策車両の防災活動を体験しました。
●日 時: | 平成30年11月19日(月)10:40~11:25 |
●場 所: | 多治見市立昭和小学校 運動場(多治見市平和町4丁目) |
●参加者: | 昭和小学校6年生(54名) |
●日 時: | 平成30年11月19日(月)13:55~15:30 |
●場 所: | 多治見市立精華小学校 運動場(多治見市十九田町2丁目) |
●参加者: | 精華小学校6年生(123名) |
昭和小学校での実施状況
庄内川河川事務所が所有する災害対策車両の役割や活動状況について
管理課・杉山保全対策官の説明を聞く児童たち
校内に設置されている防災倉庫に入って
備蓄されている物資を確認しました
岐阜新聞記者の取材を受ける
酒井総括地域防災調整官
排水ポンプ車(昭和小学校)
排水ポンプ車に積まれているポンプについて説明を受けた後
プールの水をくみ上げた排水の威力をホースに座って実感しました
衛星通信車&照明車(昭和小学校)
衛星カメラで写した映像にみんな興味深々
NHK記者がその様子を取材
照明車のアーム部分を一人ずつ
伸ばしたり曲げたりして実際に操作
最後に児童の代表者からお礼の言葉がありました
精華小学校での実施状況
6年生の総人数が多いため5時間目と6時間目の2組に分けて実施しました
庄内川河川事務所が所有する災害対策車両の役割や活動状況の説明を聞く児童たち
排水ポンプ車(精華小学校)
ポンプのしくみについて説明を聞く児童を取材する中日新聞の記者(左)
ホースの膨らみを上に座って実感し排水能力のすごさに「ワァー」「すごっ!」と歓声
衛星通信車(精華小学校)
衛星カメラで写された映像が4~5秒遅れて画面に現れることにびっくり
車内機器の精密さも確認しました
照明車(精華小学校)
10mも伸びる照明灯の高さや方向を一人ずつ実際に操作
ボタンで簡単に動かせることを体験しました
精華小学校
最後に児童の代表者からお礼の言葉がありました
お昼の休み時間に衛星通信車に集まって来て
映像に見入る低学年の児童たち