国土交通省では、昨今の甚大な豪雨被害をふまえ、自然災害から命を守るために重要な防災教育の必要性を認識し、学校教育現場における防災教育支援の強化に務めています。
庄内川河川事務所では、10月22日(火)、名古屋市立川中小学校3年生の児童を対象とし、庄内川河川事務所において、総合学習の防災教育を支援しました。授業では、自分たちが暮らしている名古屋市が濃尾平野の低平地に位置することから、洪水が起こりやすいという地域特性を知り、洪水時の危険性を理解し、災害時には自ら危険を回避(避難)できるように、日頃から考え、備えておくことの大切さを学びました。
●日 時: | 平成30年10月22日(火)9:40~11:20 |
●場 所: | 庄内川河川事務所 ①事務所 駐車場 (災害対策車両/排水ポンプ車・河川パトロールカーの役割を学ぶ) ②事務所 3階 災害対策室(講義で一般的な災害の特徴を学ぶ) ③まち歩き(学校周辺の危険・安全な場所を見て学ぶ) |
●参加者: | 名古屋市立川中小学校 3年生 46名(2クラス) |
災害時に活躍する災害対策車の役割を学びました!
学校から徒歩で庄内川河川事務所にやってきた
川中小学校3年生の児童たち
児童たちを出迎えて挨拶する
庄内川河川事務所・西事務所長
学習の全容を説明する庄内川河川事務所
山田地域連携グループ長
災害対策車両の河川パトロールカーに
「カッコイイ!」と男子児童の声
排水ポンプ車の前で災害対策車両の役割や活動状況などについて説明する管理課・児玉専門官
照明車の説明で「10mの高さから照らして50m先で新聞が読める明るさです」との説明にみんなびっくり
事務所の防災業務&ビデオ映像により東海豪雨災害の恐ろしさを学びました!
庄内川河川事務所の防災業務や災害対策室の役割について説明する酒井総括地域防災調整官
川を監視するカメラ映像を見て、リアルタイムの映像に驚きの声があがりました
映像を見て説明を聞き
熱心にメモをとる児童も
平成12年9月の東海豪雨時のビデオ映像で
水災害の恐ろしさを学びました
「まるごとまちごとハザードマップ」「わが街の避難所マップ」を用いて避難の仕方を学びました!
「川中学区避難所マップ」について説明する
川中学区自主防災連合会・福井会長
児童の代表者が水深体験ボードの前に立ち
どこまで水に浸かるかをイメージしました
まち歩きにより避難時に気をつけることを学びました!
地域の危険や安全な場所について学んだことを
現場で確認する「まち歩き」に出発!
水災害時の避難場所にもなる高い石垣が
積まれた石黒邸の水屋を見学
川中学区の氏神様となっている「八龍社」は
高い位置に作られ住民を水災害から守る避難場所に
城北つばさ高校プール横のブロック塀は
地震時に崩れる危険性あり。地震時は注意!
通学路に面する民家のブロック塀
大家さんが子ども達の安全ため9段→3段へ
完成すれば地域の重要な活動拠点となる
工事中の川中コミュニティセンターも見学
「大雨で道路が冠水するとマンホールから水が噴き上げ、
蓋が外れることがあるので注意してね!」と
山田グループ長
山田グループ長が福徳公園で
みんなの生活を守っている堤防について説明