ICT浚渫工(河川)について学ぼう! ~東海工業専門学校の学生が庄内川のICT浚渫工(河川)を見学~

 庄内川河川事務所では、庄内川の流下能力向上のひとつとして、河道掘削(浚渫)を実施しています。また、国が推進しているi-Constructionにも積極的に取り組み、平成30年度庄内川前田地区しゅんせつ工事では、昨年度より庄内川で試行し本格運用となった「ICT浚渫工(河川)」で施工を行っています。
 そこで10月17日(水)に、東海工業専門学校の学生105名(引率教員含む)をこの工事現場に招き、i-Construction及びICT浚渫工(河川)について学んでもらうための見学会を実施しました。

【i-Construction】建設現場における生産性の向上により、企業の経営環境を改善し、建設現場に携わる人の賃金水準の向上を図るとともに、安全性の確保を推進するもの。
【ICT活用工事】i-Constructionに基づき、ICT(情報通信技術 Information and Communication Technology)の全面的活用を図るため、全ての段階で3次元データを活用する工事のこと。

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「平成30年度 庄内川前田地区しゅんせつ工事」現場でのICT活用工事の様子


ICT浚渫工(河川)説明

 現場見学に先立ち、現場近くの休憩所を利用して、ITC浚渫工(河川)について説明がありました。最初に庄内川第一出張所・櫻井所長から、庄内川流域の概要と河川の維持管理の現状などが説明され、その後、前田地区しゅんせつ工事の監理技術者・水野さんから建設ICTの取り組み事例について、ビデオ映像を利用してのわかりやすい説明がありました。

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学生たちは3班に分かれて見学会に参加
第1班の42名が学校からバスで河川敷に到着

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河川の維持管理について説明する
第一出張所・櫻井所長


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説明のビデオ映像を熱心に見る学生たち

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バスに乗り込み説明会場から工事現場に

浚渫現場見学

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間近で見るICT活用工事の様子に、学生から「現場を見るのは初めてです。」
「普段は立ち入り禁止になっていて、こんなに近くで見ることはできないので、見られて嬉しいです。」との声がありました。

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現場を目前にして説明を聞く学生たち

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最後に学生たちからお礼の言葉がありました