庄内川河川事務所では、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。6月1日(金)には、「矢田川子どもの水辺」で、鳩岡保育園児の年長組26名の川あそび体験を支援。早朝から安全確保のための会場準備を行い、ジャブジャブ川歩きや水生生物をタモ網で捕獲するガサガサ探検、お魚ふれあいウォッチングなどをサポートしました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●観察指導: | NPO法人 土岐川・庄内川サポートセンター |
一人ずつタモ網をもらって安全なロープの範囲内でみんな元気にガサガサ探検
≪ジャブジャブ川に入って楽しい川遊び!≫
前日の雨も上がり青空となった朝、ふれあい橋を渡って鳩岡保育園の年長組の園児たちが、元気よく歩いて「矢田川子どもの水辺」にやってきました。靴を川遊び用に履き替え、全員が安全のためライフジャケットを着せてもらい、川遊び体験の始まりです。
最初は、水に慣れるための川歩きにチャレンジ。ひんやりした川の流れに、みんな大はしゃぎ。初めはゆっくり歩いていた園児たちも、途中からは元気よくジャブジャブ歩いて川の流れを楽しみました。その後タモ網の使い方を教わり、サポートのみなさんに助けてもらいながら、水生生物とりに挑戦。捕まえた水生生物は水槽に入れて観察し、名前や特徴なども教えてもらいました。またタライに入った、大きなコイやウナギにタッチしたり、大きなミシシッピアカミミガメを観察したり、小さなタモ網で小魚をすくって間近で観察したりしました。
同行してきた園長先生からは、「地域に川があるからこそ、こうした体験をさせていただける。保育園だけではなかなかできないことですが、河川事務所の方にきちんと会場を準備していただいて、安全を確保した上で遊ばせていただけるのは、本当にありがたいです。昨年までは年中の園児たちも連れて来ていたのですが、今年は喜んで楽しめる年長組だけにして、より活発な活動ができました。」とのお言葉をいただきました。
園児到着・川遊び準備
川遊び用の靴に履き替えてサポートのみなさんに見守られながら中洲に渡りました
川遊びの説明(安全講話など)
庄内川河川事務所調査課・山田地域連携グループ長からの注意点を真剣に聞く園児たち
ジャブジャブ川歩き
全員がライフジャケットを着せてもらい列になって元気にジャブジャブ川歩き
ガサガサ探検
最初にタモ網の使い方を教わりました
「お魚とれたよ!」「いたいたうれしいな!」
川で捕まえたお魚を見せてもらいお魚の名前も教えてもらいました
「こんなにいっぱいのお魚がいるんだね!」
お魚タッチプール&小魚観察
大きなコイにみんなでタッチ
「ぬるぬるしてるよ」
小さなタモ網で小魚すくいにチャレンジ!
小魚を間近で見られて園児たちは大喜び
お魚リリース
みんなで捕まえたお魚を川にリリース
「元気に大きく育ってね」
園長先生と園児からサポートのみなさんに
お礼の言葉がありました
帰園
川遊びの後は手もきれいに洗いました
「楽しかった!」「ありがとう!」
元気に岐路につく園児たち
●平成30年6月1日(金) 晴れ 気温27℃
水温20℃ 水質調査 pH7.0(パックテスト) COD 4.0(パックテスト) 透視度 約30cm
●捕れた生物(15種類)
アユ、オイカワ、コイ、ニゴイ、カマツカ、シマドジョウ、ウキゴリ、ゴクラクハゼ、ウナギ、テナガエビ、ヌマエビ属、
モクズガニ、アメンボ、ヤゴ(ハグロトンボ)、ミシシッピアカミミガメ